2020年2月11日

1702.上段は、がいし2連で2:1の抱腕金、下段2:1の不均等で単一腕金・両方とも抱腕金にしたものも!


こちらは、2回線の高圧配電線を張ったもので!


2回線中の上部が抱腕金を使用した旧来のクランプがいしを2連にしたもので!

下段については、単一腕金で、高圧用腕金を中央に固定したもので、不均等に2:1にクランプがいしを配置していた。



一方その奥には



構成は先ほどと同様だが



上下ともにがいし2連にした抱腕金が見つかった!


おまけ




こちらは先ほどの合間の途中にあった



上下ともにがいしの配列は揃えて



がいし2連で、抱腕金だ。
多摩地域にはようあるだろうが、上下ともにがいし2連で、しかも上下揃えたものも中々見かけないよな


なお、こちらの方については


電柱番号札の方に見慣れない課電の表記が確認された!



年式については、昭和55年のようだった。
比較的新しそうに見えるがいし2連については、やっぱりその時代だよなぁ

1701.高圧用腕金より共同支線を張る


ここでは

高圧用腕金の右端より、共同支線が出ておった。


ここで言いたかったのは、唯それだけだった。w

1700.頑丈な作りにしたものが続く!

高圧配電線の引き通し箇所で、がいしと腕金を2つずつ並べた抱腕金装柱については、まぁ、東京の多摩地区でよう見かけるが


では、その状況の中で、低圧腕金もが抱腕金になったものはどうだろうか?

そう見かけない気がするぜw

ここでは、高圧、低圧ともにやり出させたもので、腕金を2本ずつ取り付けた抱腕金装柱が合計3本確認された!

なお、架空地線支持の腕金については、こちらの撮影地は東京都内なので、やり出しに改造されていない。
(但し、これが神奈川や千葉だとすると、必ず改造されているのを見る。w)


ややカーブしているから、いずれとも補強の意味合いで抱腕金にしたのだろうが
恐らく次期更新される暁には、単一腕金になることであろう。

昔は東京電力管内でも、がいしと電線の固定はバインド線で行っていたので、補強の意味合いで昭和55年前後に関しては、全国的に抱腕金が多かったのだそうだ。

しかし時代も流れ、クランプがいしが普及してからは、絶縁電線の被覆を剥いで、しっかりとがいしに電線を噛ませてあるので、抱腕金にする必要はなくなったようだ。
(がいしを2つずつ取り付けた抱腕金にしなくて、がいしを1つずつ取り付けた単一腕金で強度的にそこまで問題も発生しなくなったようである。)




さて、年式については、昭和42年(1967年)を示しておったが、高圧用腕金やコン柱上部に継ぎ足されているパンザーマストなどを見る限り、昭和55年前後に、一度設備を更新したような感じがする。

こちらは、パンザーマストはない感じである。

しかし低圧用腕金ごと、こちらもやはり抱腕金だ。

パンザーマストが継ぎ足されている方の2本の反対側はこんな感じで!w



こちらは分岐の1回線側に、やや引っ張られている模様



それにしてもこの種の手作り仕様の低圧用腕金は、他では見かけぬ仕様ですな



さぁお次は



あの歩道橋の上からも撮影だ!w
(相変わらずしつこいねーw)



ここから見ると

ややカーブしているのがわかる。






でまた歩道橋降りて、手前のやつの反対側写真も撮影しておった。w








他では見慣れない珍しいものがあると、つい、シャッターを切る回数が止まらなくなるぞい!w



おまけ



近くにあった案内板

1699.簡素な作りのサービストランス装柱!

地方でこの手のサービストランス装柱を見かけると、いくつもの柱上トランスを取り付けたものを見かけるが

こちらはやや簡素である。
(というか基本、東電管内ではその手のサービストランス装柱については、見かけることが少ない。見かけたとしても、都市型トランスで済ませることもある。)

まぁこれは、電力供給する建物の大きさにもよるのだろうが


ここでは右側に大型の75kVAと、その左側にはちょいと小容量の10kVAがあるといった感じだ。



反対側はこんな感じだ!
さて、次に2次側を見てみる。
左側の75kVAの方については、それそれ3つ抜き穴より2本線ずつ低圧線が引き出されているので、電灯用かと思われる。右側については、3つ抜き穴の内、中央の線は接続しながら両側の線のみを取り出しているので動力用のように思える。






(サービストランス装柱とは:本来ならば高圧契約する高圧需要家向けに対して、電力会社側が特別に、サービスとして高圧から低圧に電圧変換させる柱上トランスをその物件の目の前に設置し、建物の目の前にて、200V及び100Vの低圧幹線を引き込ませているものを示す。この場合、本来ならば高圧契約側で必要とするキュービクル(高圧受電設備)も不必要になるようである。なお、この例は特に地方に多く、東京電力管内ではあまり見かけない。)