2017年11月12日

1198.極小腕金

ここまで短いものを見たのは北海道電力以来!



なるほど、東北電力管内では庭のない近代風の家が多い場合は、ここまで短い腕金を使うわけか
(こりゃまた中部電力のパイプアームよりも短いなぁ)



ちなみに東電では、やり出しやD型腕金にすることが多いかなぁ

1197.背で分岐!w

たったワンスパンのみの下段分岐だというのに



大げさすぎます。w



背に大きなサイズのやり出しの高圧用腕金を取り付けて分岐しているのですが、高圧用腕金が長く、結構大がかりに見えます。w



右側に引っ張られて傾いているし、右側には支柱も必要だな



俺だったらワンスパンの方に向かった最下段を引き通しにして、その右下に引き留めを配置するかなww


ちなみに東電では、こういった場合は、2回線引き通しにして両回線分岐させながら、ワンスパン先の部分で2回線は引き留めたものを多く見かける。



↑こちらは1回線分岐の例ですが、参考までに

1196.2:1で耐張



こういうことするのは中部電力ぐらいかと思うんだが



よって東北電力管内でもレアものといえるか!?w
(ちなみに、東電でも2:1耐張は滅多に見ません。)

1195.上部を腕金で継ぎ足し!

ここでは、丘の上にて



上部を腕金で継ぎ足して背伸びしたレアもの発見!
(なお、こういったものは東電管内でも見かけることは限りなく少ない。パンザーマストを継ぎ足すものが大半である。)



それも縦型配列



高圧は単相交流2線式!
元は低圧しか張っていなかった箇所に後で高圧を張るようになった結果がこれなのだろう。
しかし、装柱はやたらコンパクトに見えます。

1194.東北電力にもスペーサー!

いました!



東北電力管内にも配電線にスペーサーを取り付けたやつが!w



唯、種類はやっぱり違うなぁ








東電ではグレー系を見かけるようになったが、こっちは白だ。

1193.偶にありげ・準基本形

東北電力管内の配電柱の高圧配電線の引き通し2:1によるがいしの配列は、高圧用腕金を中央にした2:1が基本のようであるが、中には東電のように高圧用腕金を片寄せで固定し、2:1に並べさせているものもある。


それがこれだ!



東電の基本形に似ているが、こちらは家側の高圧がいしが少しコン柱に寄り過ぎているかと思われる。



また、ミステイクとかではなくたまに見かける構成なので、「基本形 その2」に準ずものなのかと思われる。
(「基本形 その1」は腕金中央固定による2:1ね)

1192.中央のみ大げさw



自分にはなんだかここでは


中央の耐張がいしを支えているストラップが大げさな感じに見えます。w
ジャンパー線もそうですが、東北電力管内は結構大げさなものが多いです。w


後、道でないところに配電線を張っているものもまぁ見かける。(←それは関係ないかw)



↑これだと誤解されそうで怖い。
ちゃんと道から撮ってます!



一方、その奥には、東北道の橋桁を超える直前にて、開閉器を取り付けながら引き下げたもので!



やはり



中央のストラップを大げさにしたものがいた!w



それを今回は下黒川線という配電線路で発見


↑一方、



普通なものはこんな感じです。w

1191.東北電力管内にも鳥居型!!

架空地線自体東北電力管内では基本、見かけることは滅多にないと思うのだが、栃木県と福島県の県境には、なぜかそれを張ったものが見つかった。



それが前ページでもまんじゅうがいしを取り付けたレアものとして一部紹介した下黒川線という配電線路だ。
ここでは架空地線を張ったものが結構見つかった。

なお、東北電力管内では、どうやら架空地線の支持手法については、まだ腕金が主流のようである。



そんな中ここでは、架空地線の引き留め、両引き留め箇所に!



なんと!東電では古い設備(いや新しい設備でも稀に見かけるか)で見かける鳥居型を取り付けたものがいた!w



東北電力にもいるんですねえ
しかし架空地線は、どこも錆が目立ちます。



次いで!



奥には高圧用腕金を段違いで取り付けた振り分け引き留めで!

やはり架空地線の両引き留めは、東北電力管内では見慣れない?鳥居型です。



そして最後の引き留め柱も!



勿論鳥居型でした。





唯、こちらは



その鳥居型から支線が降りているのもまた珍しいかなぁ
なお、こういった鳥居型から支線が降りたタイプについては、東電でも古いタイプで見たことがあります。



最後に



さっきの振り分け引き留めバージョンによる鳥居型の反対側写真を!w

1190.偶には東北電力!そこでは早速、関東では見慣れぬ、おまんじゅうがいしを発見!!(猪苗代旧幹線のおまけ付き。こっちは建て替え済みの画像)

この日は結局、猪苗代旧幹線に夢中になり、栃木県那須郡那須町にある黒田原駅から福島県までひたすら歩いてしまった。ww

日本橋から181kmを示すキロポスト
なお、猪苗代旧幹線については、栃木県と福島県の県境を通る東北自動車道わきのエリアにも原型があったらしいのだが、既に手遅れで、そちらの方は泣く泣く建て替えられていた。
(耐張鉄塔の原型については、どうやらもうこの辺にはない模様。猪苗代湖寄りの地域の奥へ行かないと見れない感じかと)

残念!この辺の歴史ある猪苗代旧幹線は建て替え済みだ。


残念!この辺の歴史ある猪苗代旧幹線は建て替え済みだ!
後ろは東北自動車道の橋桁

そしてついに、黒田原駅から徒歩にて、栃木県と福島県の県境にまで来てしまった。ww
(そんな遠いところからここまで歩いてるのはわしぐらいであろう。w)
しかも、アレルギーでラーメンなどの小麦食えない断食状態でwどうやら長距離を歩けるだけのパワーはあるようだ。w


そうとなれば


東北電力管内の配電柱は、もう目と鼻の先w

なお、この付近では、いつもの東電の設備と東北電力の設備が一緒に見れる箇所もw
そうです、黒目と白目をした配電柱が一緒に見れます。w不思議な光景だ。


さて、ここからは、ひさひさの東北電力管内の配電柱の鑑賞と行こう!w





早速、その奥には!高圧用腕金を配電線の終点方面に向けた(負荷側向き)旧来の方式発見!!w(抱(かかえ)腕金は対象外)
(東電管内ではそういった旧来はとっくのとうに廃止されてしまったが、どうやら東北電力管内では、今でも!高圧用腕金は負荷側に向けている模様!!)


で、民家の方へ行くと





団子なんだか?おまんじゅうなんだか?ジャンパー線の支持に変わった形をしたがいし使ったタイプを発見w




なんじゃこりゃ!

耐張がいしのカバーがないのが古い作りだが、電線を引き留めている分部の被覆は切っていない。
そこもまた東電とは違うやり方!
なんだかワイヤーのようなもので縛ってあるようでした。


東北電力管内では新手の中実がいしなのだろうか?

電柱番号札の書き方も東電とは違う。
こちらは配電線路名を明記!


下はこんな感じで!


カバーのない耐張がいしについては、この辺ではここだけのようだった。
変だな、上部の作りは明らかに古いのだが、ジャンパー線の支持は近代的っぽい団子がいしを使っている。w




そして、付近では


普通の引き通しでも、まんじゅうがいしを使ったやつがいた!w

これだとやはり、新手の中実がいしか・・・




次いで、その奥の基本形でも同じくw



こちらも引き通しに

まんじゅうがいしを使用
(正式名称不明)






こちらは架空地線をバンドで支持したものにて!
やはり、引き通しはまんじゅうがいし



次いで、その奥には!



なんと!あの旧来の抱(かかえ)腕金でも、そのおまんじゅうがいしを使ったものがいた!ww
ま、カーブ振ってますからね。ちなみに東電では、今はこうするよりも耐張がいしの両引き留めにしてしまう。

それにしても・・・


なんじゃこりゃ!


驚きを隠せず思わず連写ww





撮り過ぎ注意w


抱(かかえ)アームだとなお不思議w

しかし、旧式はどこも、やはりカーブを振る時は抱アームなのね








続いて奥には、ダブトラ乗せたもんで、やはりがいしはまんじゅうがいし!





にしても、これは実に変わったがいしだ!w