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2019年11月10日

臨時投稿:11月10日は、下郷線、猪苗代旧幹線(山)の撮影がメイン

猪苗代旧幹線の旅、2日目!
2019年11月10日、私の誕生日でもあるこの日は、まずは、下郷線の烏帽子型鉄塔が見れる下郷発電所(大内ダム)へ、その後は、猪苗代第四発電所へ向かい猪苗代旧幹線山線を撮影、その次に猪苗代第一発電所へ行き、最後は猪苗代湖周辺にある猪苗代旧幹線鉄塔を撮影して、この日の撮影は終了といった感じだ。

なお、この日の撮影も、どちらかといえば、古い歴史的送電線がメインとなっていた。w
福島県は午前中は曇空だったが、午後から晴れた。


まずは、下郷発電所付近にある下郷線1号による烏帽子型鉄塔の撮影となった。





こちらは昭和50年代の建設の模様


お次は、猪苗代第四発電所へ









第四発電所周辺の送電塔は、比較的後に完成したようで、ここには大正3年物は見かけない。
この辺りの年式は、確か昭和19年だったか・・・



なお、中には黒部幹線設計のような形をした送電塔も確認できる。





で、猪苗代第三発電所は近づくことができず。。。

次いで、猪苗代第二発電所は、行くのを忘れる。w
(コロナウイルスが落ち着いたら、今度は電車行こうか、この記事は2020年3月に書いてます。w)





猪苗代第一発電所は行けた。
竣工当時の水管は現役稼働中のようで、驚かされた。

iPhone XRで全景写真を!






そして、猪苗代湖周辺にある猪苗代旧幹線鉄塔の撮影へ最後に行った感じだったのだが、この記事については、9日の臨時投稿でアップしているので、ここでは、1枚だけ別の写真をアップw

2019年11月9日

臨時投稿:猪苗代旧幹線と猪苗代新幹線

2019年11月9日と私の誕生日である10日の日は、以前撮ることができなかった、福島県側の奥の方に残っている猪苗代旧幹線と猪苗代新幹線の撮影に行ってみた。

猪苗代新幹線については、起点付近のものについては、最近、基礎補強や塗装が施された区間があるので、今後も数十年間は残るものかと思われる。

起点付近の建設年は、大正3年7月
送電塔に使われている鋼材については、歴史的!
アメリカの鉄鋼王 CARNEGIE(カーネギースチール 現:USスチール)製だ。




タイダウンがいし装置を採用した猪苗代旧幹線の送電塔



続いてこちらは、猪苗代新幹線


こちらは旧幹線とは違い、架空地線の条数は1条だ。

大正15年11月建設

2017年11月12日

1189.4本固め!(歴史ある1910年代建設の猪苗代旧幹線のおまけ付き!)

この日は珍しく地方へ遠征撮影w
最後は東北電力管内の配電柱まで歩いちゃうよww
(この記事は特別編として、いつもの配電柱以外に歴史ある猪苗代旧幹線の鉄塔写真もアップ)

11月12日、この日は東電管内では歴史ある猪苗代旧幹線の撮影へ行った。
(歴史あるので、おまけとしてこちらにも掲載しておく)
この幹線は歴史深い!
なんでも建設初期時代は、2回線のうちの片回線にアメリカのトーマス社製造の懸垂がいしを!もう1回線に国産の懸垂がいしを使うなどし、どちらのがいしが丈夫なのであろうかのバトルを展開していた頃もあったそうな。
そして、日本発の送電電圧115kV系統でもある!(しかしながら、今は見上げるとがいしが多少増えているので、154kVかと・・・)
ま、それは置いといて!




東北新幹線を乗り継ぎ(東海道新幹線はもう何度も乗ったが、こっちは初w)




東北本線を乗り継ぎ

駅舎も正に猪苗代旧幹線と同世代か、いや、それより少し若いか・・・



黒田原駅に到着!
しかし、天候は運悪く微妙・・・雲が多い。

なお、ここ黒田原駅が、東京から一番近い猪苗代旧幹線の原型鉄塔の最寄り駅になろうかと思う。
ここからはひたすら猪苗代旧幹線まで徒歩で向かうことになる。w



さ~て!そんな中、ここで掲載したかったいつもの配電柱がこれ!



そうです、ここで気になったのは、変圧器への引き下げ線支持の腕金の本数です!
なんと!4本もあります。w
いなかで誰もいな~かったので、反対側はこんな感じで!wカシャ!


4本もの腕金を巧みに使い、変圧器への引き下げ線を固定しているから本記事のタイトルでは、「4本固め!」と題した。w


ま、設備は今の影響を受けたのか、全部トンボ腕金にはなっていませんけどww

この後は・・・



なーんにもない田舎道をひたすら歩きw


猪苗代新幹線の下を潜り!
(あれ~変だな、この辺の猪苗代新幹線は三角帽子がある。)

↑奥には

猪苗代新幹線の原型?いや、原型に似せた鉄塔?としては、唯一の原型ねん架鉄塔か?

そして!







黒田原駅から歩くこと約30分!



ようやく!やっとの思いで!w念願の!!猪苗代旧幹線へ到着!!!



歴史ある猪苗代旧幹線の建設年は大正3年であり、建設は当時実在していた猪苗代水力電気會社が担ったらしいが、後に東電と合併してからは、管理は東電がするようになった。





大正の大の字が消えているが、大正3年建設!


トーマス社製造のがいしはもうないか・・・(展示もないw)


初代の10万ボルトクラスの送電線路としては、2条地線は珍しいこと!
(他は群馬幹線ぐらいか)
なお、これより後の大正の終わりの頃に建設された、歴史ある!甲信幹線(日本発の154kV)、猪苗代新幹線、田代幹線、上越幹線、上毛幹線、黒部幹線他は、全て当初から1条地線であった模様!