分割がいしはその昔、軒下で引き込んだ後の低圧引き込み線を支持する役目で使用されていた。
近代ではほぼ全滅。
がいしの中央には大きい穴が開いている。
変則的に向きを変える電線にも対応か?
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玉がいしの形については、2種類ある。
1つは卵型形状をした玉がいしで、もう1つは、丸み帯びた四角形をした井形がいしである。
今回はその井形がいし系のもので、茶色のものを入手した!
昔は木の電柱の色に合わせて、玉がいしも茶色を使用していたのかもしれない。
いずれにせよ、配電用がいしで茶色系は古い。
畑道なら普通に配電線を張ってもいいように思えたが
ここでは何故か一旦地中を潜られたものからの立ち上げで、終端では1台の縦長の動力用変圧器を取り付けたものが見つかった。
しかしこれは、低圧電灯線はどこから
それも含めて別の場所から立ち上げている感じだろうか
動力用変圧器1台では、三相4線式の低圧配電線は取り出せないと思うが・・・
ここでは
高圧引き込み線からは突如として、ジャンパー線支持や引き通しに耐塩皿がいしを使用した時が止まった設備が続いていた。
以前はここはPASがなかったようで、そのまま引き込んでいたらしく、かつてはジャンパー線を支持していたであろう耐塩皿がいしが残っていた。
ここでは2つの低圧ピンがいしから、2本の動力線が外れてしまっているのが見て取れた。
特に左側が大きく下へ下がっていた。
過去にも1度だけ、低圧ピンがいしのバインド外れは、見た例あり。
同じく千葉だった。
高圧配電線の引き通しで使われるクランプがいしとは違い、低圧ピンがいしでは、電線の被覆を剥いで固定しているわけではないため、強風が吹き荒れると、やがてバインド線は、なんらかの影響で外れてしまうこともあるのだろう。
元あった高圧10号中実がいしや高圧ピンがいし、耐塩高圧ピンがいし(耐塩皿がいしなど)で、2連の引き通しがあったのは、そのためだ。
次の配電柱では
動力線は両引き留めとなっており、こちらは特に電線は外れていなかった。
見た感じ
ここだけのようである。