2022年1月1日

2605.時代が止まった大規模な構内用配電線路 その7

 


長かった大長編もこれでおしまい。

それほどこちらの構内線は大規模だった。

撮影するのも正直大変だった。量がw

誰もいなくてよかった。w





最後は、どこか別の場所より立ち上がっている1回線を追跡


立ち上がりはどれだろう?

これか?








10号中実がいしの引き通しで箱型トランスがある




これかな?


いや


見た感じここは、開閉器のないこれが立ち上がりかと思う。



↑だって高圧を分岐する際は、普通は負荷側を下段にするもんな。






とりあえずこれの右側は



振り分け後、PASつけて終点だった。

ケーブルヘッドは雨覆い付きで古そうだった。



もう一度この分岐柱へ戻って、今度は手前



すると






先ほどの10号中実がいしの引き通しでPASを付けたものが見られた。


うん、がいしが白目になるだけでも全然違う。w


トランスは完全なる箱型

いかにも構内用っぽい。







ここも年式は変わらないね



続いてこれの次だが






構内線としては珍しく、Dアームが確認できた。



それを使って振り分けた後は、普通サイズのDアームによる両引き留め装柱で、ジャンパー線の支持に高圧ピンがいしを横付けにしたものを発見!


強度的に大丈夫か?

関西電力でも高圧ピンがいしは横付けにしない。

溝付きの別の高圧がいしを使うんだよな。

東電管内なら10号中実がいしの方がいいかと



その先で




Dアームの方もPASつけて、すぐ終点となっていた。

ここの構内線の追跡は、これでおしまい。

結構な大規模な構内線だった。


2604.時代が止まった大規模な構内用配電線路 その6

 


次は


また振り出しへ戻って、別系統として張られている2回線を追跡



この辺も10号中実がいしの2連が目立っていた。




ここでは向かいに、東電の配電線と並ぶ。



違いは一目瞭然である!w

高圧配電線引き通しの高圧がいしと低圧配電線の配列である。

後トランスも箱型














ここでまた10号中実がいしの引き通しによるやり出し装柱を発見!














この先では2回線を分岐

白目になるだけでも不思議な感じ。w




まずは直進方面側を



その先は2回線中、片方は引き留め




本線を外れると、やはりピンがいしの引き通しがメインのようだ。



その先はそう長くは続かず、PASを取り付けて引き下げ




振り返って、引き続き本線である2回線を追跡。









本線は10号中実がいしの引き通しがメイン

















年式はどこも変わらない感じだった。


コン柱の製造銘板は1981年で


建柱年は昭和58年





引き通しの高圧がいしについては、上段回線は途中よりピンがいしに変わっていた。








ここでは下段回線にて、地中線含めて高圧引き込み線を2回線分岐



高圧ピンがいしの2連なんて、この辺で見られるのは恐らくこの辺だけ


さて、奥の方では唯一の高圧ピンがいし2連引き通しも見つかった。



これだ!



上段回線で確認!





こうして見ると、いかにも工場の構内線っていう感じがしてくる。

下段については、10号中実がいしの2連引き通しだ。






ピンがいし2連であっても、年式は変わらない感じだった。






奥はこんな感じ。

すぐ先でPASつけて終端だった。






ピンがいし2連装柱の1本手前にあった



下段回線の行き先はこんな感じ。

こちらも同じく終点



とりあえず、全ての追跡完了

なはずが、後ワンプレイス、構内線が1回線張られているエリアがあるので、そこへ向かう。w