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2020年1月2日

1607.正面はDアーム、背後は水平の引き留め開閉器装柱


こちらは普通だと、十字交差のタイプになると思うのだが

ここでは、正面がDアームとなったためか、それに次いで、背面は開閉器付きの引き留めとなっていた。
なお、高圧がいし類については、全て茶色であった。
静岡県に近くなると、やはり茶がいしが出現する感じか!?

1606.ここでしか見たことがない激レア構成!高圧耐張がいしの配列は2:1だが、頭上に開閉器を取り付け!!


中部電力管内では、高圧耐張がいしを2:1に配置させた開閉器装柱は、普通に見ることができるが、では、その状態で、高圧配電線より上部に開閉器がある光景はどうだろうか?
そう見かけることはないと思う!



これは中部電力管内のみに限った話ではなく、全国的にである。


非常に珍しい!

通常は、あの位置には架空地線が来ると思うが、ここではなんと!
架空地線と一緒に!開閉器が取り付けられていたのであった!

どうやらここでは、そのまま高圧用腕金に開閉器を取り付けるとなると、ハンガー装柱のアームタイと干渉してしまうため、頭上に設置したようである。

それしても、錆を見ると明らかにハンガー装柱の方がずっと昔からあると思うんだが




ここでは途中から開閉器装柱に切り替わったことにより、そうなったとでもいうのだろうか


奥に見られる配電線の交差点に開閉器を取り付けて、上部開閉器交差にするのもいいと思うが、それもまた手間がかかるので、やむを得ず、こちらでは頭上に開閉器を取り付けたように見受けられる。




反対側の拡大写真はこんな感じで!
見慣れぬ光景である。

1605.川の横断にも茶色のがいし!


おお!


川の横断箇所で使われるカバーのない茶色の高圧耐張がいしは初見だぞ!


1604.変わった支え方!


ここで気になったのは

下段のDアームの内部にあるやり出しのパイプアームだ。

やり出しのパイプアームは、普段は全ての高圧配電線を片寄させた(やり出しの)場合に使われるものだが、ここでは、支え棒のような感じとなっていた。

どうやら最上部にある方のやり出しにジャンパー線を合わせた結果、Dアームの内部にジャンパ―線支持の10号中実がいしを取り付けることになったようだ。


なお、こちらの撮影地は愛知県の豊橋市内となったが、一応愛知にも茶色のがいしは実在するようである!(逆に中心地である名古屋の方はないような気が・・・)

とはいえ、こちらは後少しで、静岡県の浜名湖にも近い場所である。
そのため、この辺には茶色のがいしがあるのかと推測する!w

1603.鳥居型と言っていいのか?


こちらは

縦型配列となった高圧配電線を引き留めている引き留め柱となるが

ここで気になったのは、最上部で架空地線の引き留めをしている腕金の形状だ。



これは幅広の鳥居型とでもいうべきだろうか!?
鳥居型にしては、よくわからない形をしておった。





さぁ、豊橋市内での撮影はまだまだ続く!




豊橋駅へ戻りつつ、次は二川駅周辺の撮影へ向かった!

1602.ハンガー装柱の腕金を高圧用腕金で固定! その2

その1はこちらへ(←通常の取り付け例は、こちらにて紹介中!)


ハンガー装柱の腕金を高圧用腕金で固定している地域限定装柱を!今回は豊橋市内でも発見したのだった!



特に塩害対策が絡んでいるわけでは、なさそうか・・・


年式については、電柱番号札を見ても見えないので



やはりこちらを見る。
1971年式のようですな
固定仕様は、昭和45年前後に一時期流行っていたのだろうか


反対側はこんな感じで!



通常は、高圧用腕金のすぐ下より、斜めに2本のアームタイを下げて、ハンガー吊されている腕金を固定するが、ここでは高圧用腕金から直接2本のアームタイを下げて固定している。※ちなみに東京電力管内でかつての昭和40年前後に普及していた同種のものでは、その手のアームタイは、変圧器と重なるような感じで、下の方に固定されておった。

1601.Uターン振り分け!

ここでは大きくUターンしながら、高圧引き込み線を分岐しておった。









←なんだかここでは、本線の引き留めに極小のパイプアームを使う一方で、引き込み側については、普通の単一腕金を使いながら、高圧線を振り分けていた光景が珍しく見えたのだった。

1600.ユニークな分岐を発見!縦型配列で、一括2方向分岐!!

ここで気になったのは、右側にある縦型配列となった配電線の分岐手法だ!


極めて珍しい例となっており、手前側では一気に2方向へ分岐していたのだった!

これは初めて見かけた。






なお、ここでは、架空地線の引き留めの高圧耐張がいしについても、結構きつきつな状態で取り付けられているのが見えた!








追加で!



別方向からも撮るとこんな感じである。

はて、電源側はどちらに?



ちなみに旧式の考え方だと、最上部の斜めこっちを向いている頭上引き留め側が電源側に相当するはずである。^^

1599.中部電力管内でも!手作り仕様の低圧用腕金を発見!!

さぁお次は、愛知県豊橋市内での撮影となった。



新豊橋駅(豊橋駅)より、豊鉄渥美線を乗り継いで!





南栄駅で下車!

ここで撮りたかったのはこれだ!



そう


一応、中部電力管内にも手作り仕様の低圧用腕金があるみたいで、それが撮りたかったのだった!
種類的には、旧式のようで、今となっては多少のレアものと言えようものだ。



ちなみに、東電管内ではこういったものは千葉の方に集中しているが・・・
その一方で、中部電力管内では愛知県の豊橋市での発見となった。
なお、それを見たのは、今回が初だった。
それほど見かけるのは全くない。極めて珍しい!w


1598.レトロな低圧用腕金を取り付けた逆向きの配電柱と中央のみ引き留めにした旧式!





おぉ!


これは何やら初見のパーツがあるぞ!w


それは!

何かと言えば!w
右下に降りていく支線の張り方だが、これは弓支線という。
弓支線は、支線を降ろす方向は私有地や駐車場で、あまり支線を大きく張れない場所で適用される。


中腹部にあるこちらの湾曲したレトロ感ありそうな低圧用腕金だ!



恐らくこれは、旧来、4線式低圧配電線の支持用として使われいたのだろう。

それにしても、パイプアーム自体については、どうやら昔からあったらしい。


珍しいとついシャッターを切る回数が止まらなくなってしまう。w


それにしても、ここは高圧用腕金が反対側を向いている点からして既に古そうだ!
昔はカーブを振りやすくするために、高圧用腕金を通常の道側に向かせるのではなく建物側に向かせたものがあった!
今回見つけたこちらがそれに該当する。w



下の方にあった交通安全の看板も大分古そうだ。
恐らくこの看板は、交通事故が多かった昭和45年前後からずっとそのままなんだと思われる。

年式については、ここでは確認できなかったが、他の配電柱で1972年式であるということを確認済みだ。(この記事の一番下に掲載中!)

さて!反対側はこんな感じだ!



ポイントはやはりこのアームじゃな!w

さて、次のものでも引き続き旧式が見えた!

というのは、2:1にがいしを配置させたもので、中央のみ両引き留めというものだ!

なお、こちらは普通に10号中実がいしを2:1に配置した基本形になるとは思うのだが、何故か中央に限っては、耐張がいしで両引き留めされているのだった!

反対側はこんな感じで!



見慣れぬ光景だ!

さて、年式の確認についてだが、こちらの次にある

開閉器装柱の方で確認できた。

中部電力管内では普通に見かける、このような高圧耐張がいしを2:1に配置した場合の開閉器装柱は、こうしたカーブ箇所では大いに活躍するのかも
大分ここでは、カーブを振りやすくしているように見える。

さて!年式についてだがこちらの開閉器装柱でようやく見ることができた!




←見てみたところ1972年式のようだった!
ところで、電電公社時代のマークがあるところがまた古いですなぁ
これはあれですなぁ、電話線も一緒に共架することになったから、印字し始めたのだろうが、東電管内で見るものとはちょいと書き方が違う。





さーということでひとまず、豊川市内での撮影は終了という感じですかな


お次は豊橋市へ向かった!