2021年5月30日

2233.H柱でダブル鳥居型・ダブトリってやつかw

 


こちらは特に他にや川越というわけではないが


ロングスパンとなっており、高圧配電線の引き留めにはアングルを使用

支持物は鉄筋コンクリート柱を2本建てたH柱で、ダブルで鳥居型が付いていた。

中々ない構成だ。




そんな中、こちらは右側の鳥居型については、かなり腕金がへし折れている。





もう一方はこんな感じ。

架空地線については両方とも2つの鳥居型の前で枝分かれするなり合流するなりしておった。


2232.上下でダブルDアーム

 




単一Dアームでそれぞれ振り分けとは、強者w

2231.上部普通のやり出し、下段離隔腕金

 


ここでは



上部は抱腕金に、下段は離隔腕金を利用したもので両方とも両引き留め



2230.両回線とも高圧用腕金は中央固定で、不均等2:1のクランプがいしの引き通し

 


通りすぎてしまったので


ここはすかさず振り向きざまに撮影w


2229.生きた化石!古いラインスペーサー!!

 


これはラインスペーサーが登場したばかりの頃のものだと思われる。



ラインスペーサーについては、東電管内では早くとも昭和38年には登場していたようだ。 

今回撮影したものと似たようなものが!

「東電グラフ 1963年の6月号・第121号 昭和38年6月1日発行」に載っている。



内陸部であるから、特に取り換えられずにずっと残っていたのかと考えられた。








この先の半鐘を避けるためだとはいえ、かなりの量である。



この量も取り換えられなかった理由であろう。^^






↑でも一部は近代のラインスペーサーへ取り換えられたような箇所も



対象物から遠ざけたい箇所については、空中でワイヤーで引っ張っているように見られた。





2228.少しずらした位置に高圧耐張がいし

 


細かい部分だが




ここでは珍しく、両回線とも中央の高圧耐張がいしが腕金に取り付けられていた。


2227.川横断でアングル

 



川の横断箇所のため、H柱となっているが、その間にアングルが取り付けられており、川方面へは高圧を横断させているようだ。


なお、高圧耐張がいしについては、懸垂がいしではなく普通のものとなっていた。

2226.背後に小型D

 



2回線のやり出し装柱による引き通しとなっているが


上段回線の腕金を挟み込むように、背後に小型サイズのDアームが取り付けられていた。

支線用だろうか


2225.離隔腕金でかわす。

 


電圧調整器を取り付けたものとなっているが



2回線中下段回線については、離隔腕金を2つずつ取り付けてかわしていた。



反対側は行きで撮影していた。w





2224.引き込みで鉄柱

 

配電線の鉄柱は単一で1基で建てられるのが基本であるが



ここでは珍しく、H柱となった鉄柱を発見!


見た感じ、これは引き込み用に思えた。







2223.鳥居型付きのH柱で引き留めた後、高圧引き込み線を振り分け。

 


山の上に配電幹線があるらしく、そこからの距離が少しあるためか


ここでは支持物をH柱にして、高圧引き込み線を振り分けていた。

2222.変わった位置に高圧結合器

 


基本形でこの位置に高圧結合器!


下段の分岐先が自動開閉器であるから、そこではスペースがなく上部の基本形の方に取り付けたようだ。


2221.変な形のFアーム

 


これを見たのは、相模原市以来かなぁ



高圧用腕金が少し下であるから、そういう感じに見えた。