この長い新手の引き下げ手法なる1本の長い腕金は、最大で5本の高圧引き下げ線の固定が可能なのか
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2022年7月18日、この日は歴史的送電線、川戸線の撮影メインとなった!
ということでまたしても新幹線!
高崎からはJR吾妻線に乗って、矢倉駅で下車
同線はなついなぁ。
上信線のガラスがいしを撮影しに行くために行ったことあったもんなぁ
ここは
高圧配電線の振り分け引き留めに大型サイズのDアームを使用していて、それもほぼ正面への振り分けとなっているためか!ここでは珍しく、スリップオンがいしを使用して、電灯用変圧器への高圧引き下げ線を引き下げていた。
普通に長くなった低圧配電線支持の角型Dアームの上部に、トンボ腕金を取り付けできそうな感じもあるが、正面引き留めだと、そうはできない感じか
また、この場合、高圧カットアウトへ高圧引き下げ線を接続する場合は、高圧カットアウトの上部にケーブルヘッドが必要となる例もあるが、最近では一体型仕様?も出ているようだ。
スリップオンがいしについては、低圧配電線が三相4線式の都市型配電線となる場合に使用される例もあるが、このように!何かと干渉してしまい上手く変圧器への高圧引き下げ線を引き下げられない場合にも使用することがある。
なお、その取り付けには、普段はケーブルヘッドの支持で使っているアームタイレスバンドの腕金を使用している。
反対側~
これならここは、水平の腕金のまま高圧引き込み線を引き留めた方が、腕金の節約ができると思うのだが、小型サイズのDアームを使用した縦型配列での引き留めとなっているため、腕金が余計に複数本多いように感じた。
ここまでのスパンだと、強度的に単一の腕金にPASを取り付けることに懸念が出たからだろうか
最近では、変圧器を設置するにあたっては、変台不要のものが普及しているから
昔はできなかったようなことも実現できるようになっている!
このアングルからですと、左側の縦長が動力用(三相3線式200V)、次いで右側が電灯用(単相3線式100V or 200V) |
昔なら恐らくこれはトリプル変圧器(3台の変圧器を設置した意)になろうかと思うが、現在の動力用の変圧器は、2台を縦長に収納しているので、1台で済む。
低い配電柱では到底3台もの変圧器を設置することはできないから、こうした新種が大活躍w
でもほとんどこの例は見かけない。
(いやでも、最近流行りの分譲型太陽光発電所が大多数あるエリアなら見られそうか?)
ここは複数店舗が見られ、三相200Vの動力用の方は何か電熱器などで使っているのではなかろうか
容量はこの面から見ると!左側の電灯用が30kVAで、右側の動力用が50kVAだな。