2012年11月1日

729.耐張碍子を使わず高圧引き込み線を分岐(現存せず。)

 耐張碍子を使わない高圧引き込み線を発見です!
 この場合、電力柱(電力会社側の配電柱)と構内第一号柱(高圧需要家側が管理する構内用配電柱)との間では、耐張碍子を使って両方とも引き留めると思うのですが、あのスペースにそれが収まらなくなってしまうからか、ここでは中実碍子で高圧引き込み線の引き留めを行っているように見られます。
それにしても中実碍子で高圧配電線の引き留めを行ってしまうとは、かなり珍しいです!!
今まで見たことがありません。
構内第一号柱のケーブルヘッドは、昔主に内陸で使われていた旧式ケーブルヘッドです。
3本の電線を1本のCVケーブルにしてしまう不思議なものです。
中実碍子での高圧引き込み線引き留め箇所の拡大写真はこんな感じで!

中実がいしのすぐ左には、責任分界点(電力会社側と高圧需要家側の設備の境目)を示す黄色のチューブも見られます。

728.長い線

 低圧本線オンリー(電灯線100V)タイプなのですが
3本の低圧本線から低圧引き込み線を取っていると思うのですが、その線がかなり長いです。
左まで長~く続いています。

727.変り種続出!


 変わったタイプが続出です!
 4本ある内、2本は古いタイプだと思うのですが、まず最初に見られたのがこちらです!
 なんと、耐張碍子の配列が2:1で配電線が引き留められています。
腕金は比較的綺麗な色をしているので最近設備更新されたのかと思われますが、碍子の配列を2:1にしながらの引き留めは初めて見ます。
また、中部電力管内の電柱では2:1の耐張碍子は両引き留めのタイプで見かけます。
そちらでも2:1の引き留めタイプは見ませんね
 続いて、次もまた変わっているのです!
 こちらはかなり錆びていて古びたタイプですが
架空地線キャップも錆びてはいないけど少し前の古いタイプ
 なんと!今度は両端が耐張碍子で両引き留めになっており、よく見てみれば真ん中が中実碍子で引き通しです!
これがかなり珍しい!古いタイプでこういったタイプもあったのかなぁ・・・
中野区ではオール中実碍子引き通しタイプも発見済みだったりもします。
 次もまた変わっています。
 今度は両端がクランプ碍子で引き通しです。
 その中で今度は中実碍子で引き通しかなぁ~と思いきや・・・
おや
 今度はなんと、真ん中を耐張碍子で両引き留めです。
そこでジャンパー線支持の碍子が中実碍子になっていました。
で、最後は普通に引き留めだったのですが、変わったタイプが続々と見つかったのは驚きが隠せなかったです。w

726.外側だけを引き留め

 都内杉並区にて、またまた珍しいタイプを発見です!
 碍子の配列を3:0にしているタイプなのですが、今回は左側2本は引き通しになっていて
 一番右側の1本だけがコン柱によって引き留められています。
このタイプは真ん中のみを引き留めているタイプを見かけるのが殆どです。特に杉並区での発見が多かったような気がします。世田谷区でも少なからず何本か発見済みです。
杉並区の電柱はプレートを見上げると建柱された年月の印字が見られます。
1957年7月に立てられたようで古いです。
昔から住宅が多い地域ですので、コンクリート柱化も早かったんだと思います。