2016年10月15日

1011.2回線併架のFアームなのに上下で分離!かなりのレアもの発見!!

こちらは小田急線の相模大野駅付近!
(ツイッターからの情報提供により知りました。)
時間が押して夕方になってしまいましたが、帰り際のルートと重なったんで、なんとか撮影成功!ww


レアなんですよ!種類が!!



Fアームなんですが、なんと!


2つに分けてそれぞれ2回線を支持しています!

本来ならば!
Fアームの場合は両回線とも併架されるはずです!
今流行りの離隔腕金の真似でもしたのでしょうか・・・
(今流行りの離隔腕金の場合は、それぞれ腕金を分けて支持しているのが基本です。)




建柱年は2000年
(いや、2002年かも・・・ピンぼけスマン。向かいの横断歩道に人がいましたので、無理でした。(汗)車が通過するかの間を狙って撮ってみましたが・・・)
いや、2000年じゃまだ、Fアームの次世代版として登場した今流行りの離隔腕金(初期型)は登場していない頃だ。
しかし、2003年には離隔腕金が流行ってきたから、そこでもう、在庫が大量に余っていたFアームを余計に使いたかった結果がそれ(分離してFアームを取り付けた)なのかもしれない。


さて、ここではラッキーなことに!反対側にも道があったんで!そっからも撮れました!!w


反対側はこのアングルで!


よく見てみれば、高圧クランプがいしもやや不均等に並んでいます。


柱寄りのがいしは、コ型金具を使い、少しずらした位置に取り付けているようです。
付いている縦長の変圧器は動力用トランスのようです。

1010.あまり流行っていない怪獣を2本連続で!w


この構成は、離隔腕金程、流行ってはないですが、大型サイズのD型腕金に水平の腕金が追加されたタイプも少なからず、それなりに見かけています。
これは特に神奈川に多いような気がします。


こちらは分岐をしながらそのようなタイプとなっていました。


大型サイズのD型腕金の先端に継ぎ足されているのは、従来までFアームの高圧用腕金として使われていたものです。

ここはそれが2本連続で並んでいました。




こちらは背中分岐です。


個性は残念ながら、ないと思います。


個人的には、あんまりこのタイプは好きではありません。

1009.Fダブル

本線用と分岐用でFアームがダブルで付いています。



ここで珍しいのはそれだけです。w

1008.がいしの構成がいつもと違うやつw

こちらは明らか!配電線の引き留めは普通の耐張がいしを使っているのに!

なーんと!


ジャンパー線支持はクランプがいしとなっています。


中実耐張がいしだったらわかりますが


普通の耐張がいしバージョンは結構なレアものだと思います。


反対側はこんな感じで!




続いてこちらは、お隣の配電線の分岐先です。


T字分岐ですが、同じくジャンパー線支持はクランプがいしとなっています!
(何故この2区間だけ・・・!?)


こちらの反対側はこんな感じです!


T字分岐をしている下段の分岐側は中実がいしになっています。

1007.こんな位置に変圧器!w

スペースがなかったからとはいえ、こんな位置に変圧器を設置して、直撃雷とか大丈夫なんでしょうか!?



なんと!柱の頂上にあります!!
(ここでは落下というより、雷が心配です。w)


Fアームはやめて、今すぐに高圧の支持は離隔腕金に交換して、変圧器は中腹か下に設置し、直付けとかにしたほうがいいと思うんだが(低圧の支持は細長~いもので)



それも、乗っかっている変圧器は結構古いです。
なんと!緑文字による50kVAでした!!

メーカーは高岳製(現:東光高岳社)

1006.異容量のダブル変圧器!

なんと!

東電管内ではあまり見かけない(栃木県や山梨県は例外)異容量のトランスを2つ乗せたもの発見!!


見てみると、右は50kVAで確実に電灯用トランス(単相3線式の低圧配電線(100Vかつ200Vも使えるタイプ)を取り出し)だと思うのですが、左の20kVAは動力用トランスかもしれません。(それも単相2線式の旧方式かと。昔の変圧器の低圧2次側は4つ抜き穴が主流でしたから、線の取り方次第で、これについても単相2線式の動力線(200Vのみ使える線)が取り出せたのです。←古い文献にそう書かれていました。)


写真撮りそびれましたが、トランスからの立ち上がり線をたどったところ、古くからありそうな自動車工場に接続されてました。


1005.コネクタカバーの数w

今の配電線は被覆ある絶縁電線が使われていますから、他の電線との接続はその被覆を剥いで電線を接続しているわけですが



そのまま被覆を剥いだままでは危険なので、こういったコネクタカバーがあります。(電線についている幅の太い黒いカバーです。)


しかし、こちらは珍しく、それがものすごい数となっています。w
(2回線だからかな)


後はなんだか、本線側の2回線が下段に来ていて、それぞれ3:0配列で支持されている点に多少の違和感を感じます。w

1004.新・旧



交差点にて、新旧混ざった腕金を取り付けた配電柱発見!w



左が今流行りの離隔腕金で右側が古いFアームとなっています。



珍しく、グランドワイヤーも生き残っており、ご丁寧に分岐されたままでした。w
左の離隔腕金はこの配電柱の後ろ側のアパートが建つ前は普通サイズだったものかと考えます。(グランドワイヤーの支持がキャップになっているので)

1003.上段普通、下段は今流行りの長いやつ

この日はツイッターからの情報提供で、神奈川県の大和市内にも耐塩皿がいしがあるよ~ということなのでw、その撮影に行った時に撮影(変わったものや珍しいもの等編)したものですね~↓


ここで注目したのは腕金のサイズ!



東電管内の場合、2回線を張る場合は高圧用腕金のサイズはどちらともサイズを揃えることが多いのですが
ここは珍しく、上下でサイズが違っています。

上段は普通サイズで、下段は今流行りの長い離隔腕金を使っています。
高圧引き込み開閉器(高圧需要家との境に取り付けられる区分開閉器)を取り付けるため、そうなったのかと考えます。