2018年2月24日

1274.複雑そうに見えて、実は単純な分岐w

こうした耐張がいしを使った分岐が多数ある中、中間地点に抱腕金をつかった引き通しがあると、一見は複雑そ~うな分岐に見えがちだが



至って単純である。w


唯単に2回線を右へ進路変更しながら隣接する十字路へ1回線を分岐しているだけである。

引き通しを用いた分岐が混乱を招く!?w

1273.普通に上段回線から分岐


2回線の配電幹線による分岐というと、まずは下段回線から徐々に分岐をし、下段回線を終端にし、次いで、残った最上段回線は遠方エリア用に配電していくというのが普通であるが



ここは違った!w


下段回線があるというのに、ここでは普通に上段回線から分岐しているではないか!
(追跡した結果、この1回線は隣接する別の2回線のうちの下段回線と連系を取っているようであった。)

そうそう

2回線のうちの片回線の分岐というと


↑こういうのが普通です。w

1272.太っちょが2本連続w

あー







もうこういうのは腹の出たものに見えます。w





それもここではそれが立て続けに2本連続で並んでいた!w


狭い道かつ、家側にはよっぽど電線を架けたくないのか、ここでは低圧用腕金までもがとてつもなく突き出しており!


それも電灯用トランスもあったことだから、変圧器への引き下げ線支持のトンボ腕金も大きく道側へ突き出していた!



↑いや、そんなトンボ腕金でさえも最近は廃止傾向にあるようだ。
唯の直線腕金になっていた!



1本目の斜め下写真を!



続いて2本目!



こちらも腹がとてつもなく突き出ています。w



最後に、1本目の反対側と





2本目の反対側を!


昔はここまで突き出たものを見ることはなかった。

1271.特大→普通

以前は普通→特大の順で上からそれぞれ違った種類のD型腕金が取り付けられたもんを見たことがあったが!
今回はそれの逆バージョンを見つけることができた!

以前見たという、普通→特大の写真は右のリンクへ:http://gorondeener-denchuu.blogspot.jp/2012/11/blog-post_22.html




それがこれだ!
近代的過ぎた設備でD型腕金をバリバリ使ったものとなるが!


ここでは高圧用腕金に、最上部に特大サイズのD型腕金を!
でもって、その下段に普通サイズのD型腕金を用いていた!



建柱年は2015年(平成27年)であった。


反対側はこんな感じで!

構成が珍しいですね


しかし今や低圧本線をCVケーブルにすることで、配電柱のスペースもよほどの余裕ができたのか、D型腕金を上から2個連続による取り付けも当たり前に見るようになった。

1270.続いていた形跡

この配電柱



昔はもっと奥まで高圧配電線も続いていたことだろうが


鳥居型は依然として、高圧配電線があった形跡の方向を示したままであった。


なお、残った方の高圧用腕金には、△○□の誤接続防止のためにあるセンス札も確認できた。

1269.水平支線を鳥居型で引き留め!

道を挟んで向かいの支線柱に向かって斜めに支線を張ったものを水平支線というが、ここではその中で一際珍しいものが見つかった!





それがこれだ!
一見は唯に


カーブを振った箇所で両引き留めによる古い開閉器装柱のように見えがちだが実際は違っていた!





↑そう、ここではなんと珍しく!古い鳥居型から水平支線を張っていたのだった!!




反対側はこんな感じで!




そう滅多に見かけません。w
(水平支線によるものとしては、これが初発見となった。)


おまけ




その一方で、町田のマンモス団地では他にも!



直接鳥居型から支線を降ろす者までいた!ww



なお、この配電柱の建柱年は昭和43年(1968年)のようであった。
(やはりその頃かw)

また、給水の文字は給水塔へのポンプの電源用に張られた配電線という意味合いだろうか
それだからか、柱上には2台の動力用トランスが乗っていた。

最後に!



建て替え済みの只見幹線440号と一緒に