これは、かつて配電線で使っていた磁器製のコネクタカバーだろうか?
製造会社は、いずれとも松風工業(松風合資会社)製
京都に製造工業があったことから、ローマ字表記でKYOTOの文字も見られる。
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ここまでの近づきようだと、かつては電圧調整器があったかのような感じがするが
こんな都会にそれがあるはずがない。w
ヤリスの後ろから近距離撮影!見た感じ、手前にある離隔腕金の方が少し新しいから、そっちが新たに追加された1本だと思われる。
ちなみにだが、離隔腕金のクランプがいしの配列も隣接配電柱と近すぎたせいか、中央に配置しているのがわかる。
最後に!高圧引き込み線の引き留めについては
この感じだとPASについては、屋上に施設されている感じか
3つの高圧耐張がいし、それからその背後にある耐塩高圧ピンがいしについては、いずれとも赤帯なしの新しいものが使用されていた。
(これについては2015年から施行されている。↑)
ここでは
左下の変圧器は、後で増設されたか新設されたかだと思うんだが
ここでは正面に電灯用変圧器を1台 左下の手前側に縦長の動力用変圧器を取り付けている。 |
元々あった正面受けのトンボ腕金は残す形で、左手前ではトンボ腕金ならぬ1本の腕金で変圧器への高圧引き下げ線を支持している。
(※近年では、変圧器への高圧引き下げ線の支持に上下でトンボ腕金を使用するのは廃止となっており、高圧用腕金でそのまま高圧引き下げ線を支持する例が基本のようである。しかしそこで支持できない場合は、高圧用腕金のすぐ下に長い2メーター仕様?と思われる長い腕金を用意して、固定することもある。ここは後者の例だ。)
トンボ腕金を使用していないのは、左下にある動力用変圧器の方である。
昔の構成でいうなら、これは3台変圧器になったことだろう。
しかし今の動力用変圧器は、縦長の1台で済むのでなんとか2台として収まりきっている。w
ここからの撮影は、江東区の森下や住吉付近となる。
支線の引き留め箇所では、高圧がいしを使う例はほとんどない。
しかし一部地域では、支線の引き留めで高圧耐張がいしを使用することがある。
今回は江東区での発見となった。
なお、引き留めクランプについては、銅線仕様が使われているのが見えた。