全ての高圧配電線が片側へ寄っているやり出し装柱の場合は、地域によっては、架空地線もそれに合わせて片側へ寄せる場合が多いが
こちらは普通の鳥居型で架空地線が引き留められていた。
3歳の頃から電力会社の配電線に興味があり、個人的に気になったものや変わったものなどを巡っています。 ※当サイト内の画像・文章の転載、複製、改変等は一切禁止します。もし発見した際は、警告のうえ、悪質な場合には法的措置をとる場合があります。 当サイトは、電力会社や機器メーカー等とは一切関係ありません。 Unauthorized copying and replication of the contents of this site, text and images are strictly prohibited.
全ての高圧配電線を片側へ寄せたやり出し装柱となるが、ここでは上下で使っている高圧用腕金の長さが違っていた。
上部が普通で下段は長めのものを使用している。
腕金が長くなる場合は、アームタイにアングルを使用する。
支持物が鋼管柱で架空地線を張る場合(近年の張らない場合も含めて)は、キャップよりも腕金の使用率の方が高い気がする。
しかしここは珍しくキャップを使用している。
ここでは2回線の高圧が張ってあるものとなっているが
この感じだと下段回線は、上段回線へ向けて合流しているかように見えるが、実際は合流していない。 開閉器が連系用であるから、スイッチは切られている。 |
そのため、リード線などは少し苦労して張られているのが見えた。
連系用開閉器がある証拠はここに!文字が消えてしまっているが、上段回線と下段回線との間に、連系用開閉器があることを示しているプレートになる。
通常は相互接続しない意味合いとなる。
これまた変わった格好のものを発見!
ここでは、上部については普通サイズの高圧用腕金を使ったものとなっているが、それに対して、下段は大きく突き出た離隔腕金となっていた。また、それは終端のようで、高圧引き込み線も分岐している。