2021年4月21日

2166.計器用変圧変流器を挟む2台の開閉器

 


これは、高圧引き込み線を引き込んだ後にある電力会社の管轄外の設備になるが



ここでは珍しく、計器用変圧変流器を挟み込むように開閉器が2台あった。

電源側から見て2台目の開閉器については大きくなっており、その先には断路型避雷器も見られる。

電車の電源用だから少し設備を丈夫な作りとしたようだ。



この日の撮影はこれで終了となった。

2165.上部1台、下段2台でトリプルトランス

 


トリプルトランスというのは、千葉に多いが

お店の看板で分かる通り、ここは神奈川県!


変圧器の台数については、元々は下の方にある2台のみだったと思われるが、後で右上の方にも1台追加したように見られる。

それでここはトリプルトランス化した感じかw


2164.上部離隔腕金、下段特大サイズの腕金


ここでは珍しく


異種の腕金混ざる。


2163.低圧配電線に高圧用の小型サイズのDアーム

ここでは珍しく




低圧配電線の引き留めに普段は高圧用で使われている小型サイズのDアームを使用したものを発見


2162.単相交流2線式高圧配電線なのにダブル変圧器!

 




これまた見かけることが限りなく少ないものだ。

ここでは珍しく、単相交流2線式高圧配電線なのにダブルで変圧器が取り付けられていた。

単相交流2線式高圧配電線については、単相変圧器を通して単相3線式の低圧電灯線しか取り出せないから、これは両方とも電灯用の変圧器だ。


高圧引き下げ線については、合計4本で、本線からはそれぞれ2本ずつ取り出しているのがわかる。





低圧側の結線はこんな感じ。

それぞれ各変圧器より3本ずつ線が出ているから、ここではいずれとも電灯用変圧器であるのがわかる。


鉄筋コンクリート柱の製造銘板は1970年を示していたが、変圧器は何度か取り換えられたことだろうと思う。

当時物はあの2本の単相交流2線式の銅線ぐらいであろう。


おまけ


直前では、三相3線式の高圧配電線を張ったものもあり




こちらも同じく高圧引き下げ線が合計4本あるから、どちらとも電灯用変圧器であるのが見て取れた。







背面はこんな感じ。

先ほどと同じく、低圧側は3本ずつ電線を引き出している。


2161.抱腕金の傾き

 


カーブを振りやすくするために、やや傾けた感じだろうか



年式については、ジャスト1970年


おまけ投稿:遠藤線




 何気なく撮ってみた送電塔



2160.高圧より高い位置に支柱の固定部

 




本柱に支柱を取り付ける場合は、高圧よりも下で固定バンドなどを使って固定する例が多いが


ここでは珍しく、支柱の固定部が高圧よりも上部にあった。



2本連続で並んでいた。

うち、片方は架空地線キャップ付き。


154kVの藤沢線の線下で確認できた。




2159.Fアームで単相交流2線式

 


単相交流2線式高圧配電線を張ったものでFアームを見かけるのは中々ない。

右奥で見つかった。

おまけ



さらに奥の方では






負荷側向きの引き通しの単一腕金を見受けられた。



でもこれは、割りと新しい方ではこっちを向いていないな。


2158.木柱で単一腕金の引き通しで鳥居型

 




この日は香川駅方面の撮影へ!






これは、旧式でレアものという分類だな。



年式はよくわからず。


日産農林という銘板があるのみ。







ちなみにだが、隣接木柱では、木柱の製造銘板(防腐剤の注入時期)の確認ができた。



1967年のようだ。

昭和42年か


最後に2本含んだ反対側はこんな感じ。