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2020年2月9日

おまけ投稿:スケルトン仕様の気中開閉器の色々

最後は、名古屋で最後の最後に撮影した、気中開閉器を取り付けたものをおまけとして投稿しよう。

中部電力管内では、開閉器装柱が少し多めにある。
中でも、開閉器のスイッチを常時オフにした連系用開閉器のある割合も高く
非常時に備えて、すぐに電源の連系ができるようになっているようだ。
まるで、網目のように張られている2回線も見かける。

まずは左手前!
左へ少し行った箇所にあるこちらを!

下段のコンビニ店へ向かう高圧引き込み線側の開閉器のスイッチの役割を担っている刃の部分については
上へ持ち上がって差し込まれているのがわかるが
上部の本線側の方については、刃の部分が下りているのがわかる。

こちらは、開閉器装柱であるのと同時に、コンビニ店に向けて、下段でもやはり、区分開閉器を挟んで高圧引き込み線を分岐している。
なお、上部の本線側の気中開閉器については、左方向、右方向から来ている配電線路は、それぞれ実際には接続していない、常時開放(スイッチ切の開閉器)のようである。


続いてここで、右側の配電線を拡大する!
(写真中央の手前の拡大!)



こちらにも開閉器装柱が確認できたが



こちらは左側、右側から来る配電線路が常時繋がった状態の常時閉路(スイッチオン)であった。

スイッチの役割をしている刃の部分が持ち上がっているのがわかる。



続いて、奥の向かいの方だが、こちらは左側、右側の両側の配電線路は切り離された状態の常時開放である。
(このように、普通に幹線道路でも常時開放の開閉器装柱がいるので、いつも見上げている東電管内の配電線とは、随分の配電幹線の張り方が違うのが見て取れた。)

拡大!

こちらは、常時開放であるから、スイッチの役割をしている刃の部分は、下がっているのが見える。切り離し状態だ。


さてこちらは、近くの道に入った箇所で撮影

こちらは


スイッチオンですな
刃が差し込んであるのが見える。


スイッチの役割をしている刃が持ち上がっているのが見える。
それから、こうした手動式の開閉器装柱については、避雷器も取り付けられるわけだが、中部電力管内では、それは高圧用腕金に取り付けるのではなく、開閉器にセットで取り付けているようである。



この後は、黄金駅より近鉄を乗り継いで

駅名は「おうごん」ではなく、「こがね」というようである。


今日も結局、日が暮れるまで撮影してしまった。w




列車に乗って・・・

さて、名古屋駅に着いた後は、駅の中を少し探検となった!^^
中々来れないんで、珍しく買い物もしました!
電柱撮影のためだけに往復2万円かけた人w
令和元年の10連休の時に四国へ行った時はいくらだw
そして!

東京へ帰っていたとさw


名古屋での撮影は、これにて、おしまい!


1688.上下開閉器交差!



別の意味の開閉器2台装柱をまたまた発見してしまった。



今回発見のものは静岡で発見のものに引き続き、配電線の交差点に設置された!

「上下開閉器交差」である!



過去に静岡で発見したもについては、いずれとも高圧用アームは新種のパイプアームによるものであったが



今回はどちらとも長いサイズの腕金を使ったタイプでの発見となった!






←なお、片方については、Cアームである。
それもCアームの方の高圧配電線の形は、逆三角配列となっていた。

1687.傾く腕金?


今回発見のものは、ちょっと変わったものである。



高圧用腕金に長いサイズの腕金を使ったものとなっているのだが



何故かここでは、架空地線支持の腕金が傾かせてあるのが確認できる。

ここでは高圧引き込み線を分岐しているようだが、ちょっとこちらは、左側の建物に架空地線が近づきすぎたためか、それを支持腕金を多少傾かせたように見られる。

反対側はこんな感じで!
手前側にある開閉器装柱が通常のものである。
全ての高圧配電線が片側へ寄っている、やり出しの場合は、架空地線もそれに合わせるような感じで、架空地線支持の鳥居型もまた、やり出しへ改造させたようなもので支持する。

ここではわざと、腕金を傾かせているようである。
よく見てみると、高圧引き込み線を支持している上部の腕金と高圧用腕金の2箇所に
架空地線支持の腕金を固定させて、傾かせているのが見て取れる。

そんな一方で、裏手のさっきのものは、変わっとる。
初めてみかけた。
(他では、ストリートビューで九州電力管内で見たような記憶あり)
さらに!
やや正面はこんな感じで!w


私の撮影はしついこいよw

1686.手作り仕様のDアーム

中部電力管内で使われる大型サイズのDアームについては、現場にて、直接腕金を構成させながら組み立てていく手作り仕様のDアームがあるようである。


それがこれだ!

こちらのDアームだが、通常サイズより少し長いものが使われている。

なお、その手のDアームについては、腕金が少し長くなっているためか、下の方には、傾きが発生しないようにと、アームタイも取り付けられておった。


続いて、高圧配電線の引き通しのがいしの種類についてだが、これもまた大分古いようで、初期型の中実がいしが取り付けられていた!

さて、気になる年式についてだが、ここでは1973年との情報を確認した。
初期型中実がいしに関しては、正にその年代のものであろう!

1685.直付けのトリプルトランス

中部電力管内でも既に、3台の柱上変圧器を取り付けたトリプルトランスについては!
ハンガー装柱によって吊り下げられているものに関しては、静岡の興津の方長野県にある新信濃変電所付近で発見済みだが
今回はそれとはちょっと違った取り付け方をしたバージョンによるトリプルトランスを発見したのだった。


それがこれだ。


今回はハンガー吊りではなく、そのまま柱に柱上変圧器を取り付けたものが見つかったのだった。

まぁこれは、ハンガー装柱の2の次に中電管内でも普及しつつある新種といえよう。





←そういえば、手前の変圧器には、通常では電柱番号札として使われる札が何故か確認できた。
ここで取り付けられる変圧器は、それぞれ番号が振り分けられているとでもいうのだろうか

1684.高圧配電線より上部に開閉器!


これまた珍しい取り付け手法だ。
前回は、愛知県の豊橋市内にて、高圧配電線より上部にある架空地線支持の腕金に開閉器を取り付けたものを発見済みであるが、今回はまたそれとは違う種類となりそうだ。

今回発見のものは!



高圧用腕金のすぐ上に別の高圧用腕金を取り付けて、そこに開閉器を取り付けるといった手法であった。
アームタイについては2本あり、上部から下がっているのが見て取れた。

なお、この開閉器については、見てみたところ、常時開放のようだ。
スイッチの役割を果たしている3つの刃の部分が白い磁器部分から下がっているのが見える。

1683.特にロングスパンというわけではなさそうだが、特大サイズの高圧用腕金を中央に固定した両引き留め装柱を発見!


こちらは特に

川や鉄道の横断箇所というわけではなさそうだが

なんだかそれを思わすかのように、ここでは超特大サイズの高圧用腕金を使っておった。

高圧用腕金であるが、かなり長いのが見て取れる。
反対側はこんな感じで!

年式については、昭和45年前後のものと推測
(ここでは年式の確認はできなかった。)


アームタイについては、腕金が少し長すぎるため、両サイドに2本あった。