2007年12月25日

049.木柱集

私も木の電柱を探しているのですが・・・やっぱり中々見つからないものです。 こちらは筑波山の山頂に(丁度山頂のロープウェイの駅のすぐ近くです!)ありましたが、現在も残っているのかはわかりません!
GW支持の腕金は鳥居型のGW支持の腕金と古そうです。
すぐ右下には電灯も支持しているのがわかります。
後ろから撮影です。高圧線に注目してみると一番左側の高圧線は途中まで太くなっているのがわかります。
耐張がいし先端にある黒いカバー(引き留めクランプカバー)は古いものになりますが、ちょっと太いです。

  次は別の所で !
撮影地:神奈川県鎌倉市
神奈川県はやはり一番、木製電柱の発見率が高いです。
こちらも神奈川県の鎌倉市内での撮影でした。
動力線の腕金はオレンジ色に錆びているのがわかります。
次の木製電柱を撮影です。こちらの2区間だけが木製の電柱となっていました。
こ動力線支持用の腕金は槍出しのタイプになっていますが、その腕金が傾かないように、アームタイが取り付けられているのがわかります。
こちらも鎌倉市内
こちらの写真は弟が鎌倉へ出かけた時に撮影してもらった写真です。
木柱にある足場ボルトも何だか古そうなデザインです。
こちらは千葉県にて
 最上部に高圧用腕金が確認できることから、以前は高圧配電線の引き留めを行っていたと思われますが、既に廃止されたようで、今は低圧引き込み線と電話線の分岐しかしていません。

まぁ~足場ボルトだけが古いです!
高圧線のがいしなどは既に撤去されたようで、上の方はワイヤーだけしかありません。
低圧線引き込み線を分岐する部分の拡大写真です。
続いて埼玉県にて
巨大な電灯が取り付けられている構内用の木柱
続いて栃木県にて・・・
こちらの写真は鉄道&旅好きの友人が撮影してきてくれた木柱です。
鉄道の廃線跡地で発見されたようです。天辺には電灯が取り付けられているのがわかります。
そして、ラスト都内にて・・・
下町を歩いていたら発見!
こちらの木柱には合計6個の低圧引き留めがいしが確認されました。
それがとても古いようで、昔の引き留めがいしです!
昔の引き留めがいしは上段、下段にそれぞれある円盤状みたいなもののサイズが違います。
高圧配電線の引き留めもかつては高圧引き留めがいしと呼ばれるものが使われていました。
これに加えて、低圧用も数多く使われていたようです。低圧用の場合は赤線がないタイプが使われます。
別名、茶台がいしとも言います。
昭和初期~昭和中期頃まで大量に普及していました。
こちらも現役時代は、低圧引き込み線?の引き留めが行われていたことでしょう。
下の方には茶台がいしっぽいものがワイヤーによってぶら下っていました。
右側の低圧引き留めがいしを支持しているコ型の金具(低圧ラック)も外れてきています