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2021年11月16日

おまけ投稿:2回線の木柱・分岐には昭和30年代頃のアングルを使用!



続いて2本目!


※今回は、撮影がメインではないため、この日の撮影は、これでおしまい。w

(趣味は趣味として、またいつかじっくりと、別の日に行こうかと考え中だが、中々行けないのが実情だ。)



見た目としては、こっちの方が古そうだった。





まず、2回線のうち下段にある中央の高圧耐張がいしを支えているものであるが!

私の撮影のメインである東電管内の配電線では、昭和35年(1960年)には高圧耐張がいしが登場しており
中央の高圧耐張がいしの取り付けについては、四角形の金具を木柱にねじ込んで固定していた。
福沢第一発電所付近で確認済みだ。


かつての茶台がいしを思わすような大きなVストラップが確認できた。

(少し離れた中部電力管内でも、今でもこの手のものを使用しているようだが、ワイヤーのように細いのが特徴だ。)


次いで上部にある変圧器への高圧引き下げ線を支持しているものと分岐箇所については、当時に思えた!


まず、上部で変圧器への高圧引き下げ線を支持しているトンボ腕金の方だが、こちらはどうやら腕金ならぬ腕木のようである!

(黄色で囲った部分がそれ。)

中国電力管内では、現在では高圧茶台がいしを複数連結したものを使用して、変圧器への高圧引き下げ線を引き下げるが、同管内でも実のところ、東電管内で普及していたようなものがあったようである。

ここではトンボ腕木に少し傾斜を付ける形で腕金に固定されているのが見て取れた。


次いで分岐箇所も腕金ではなく、角材のアングルが使用されているのが見て取れた。

(青い四角で囲ったのがそれ。)

高圧ピンがいしについても、昭和30年代頃の当時物と思われる。(オレンジ色で囲ったものがそれ。)

さすがにかつての3300V時代の傘つぼみ形状とまでは行かないようだ。w


でもこれは、高圧ピンがいし「小」かもしれんな。

現代普及の6600V用の高圧ピンがいしについては、実は以前は一時期、近代普及のものより数ミリ短い程傘の大きさを短くした、高圧ピンがいし 小というものもあわせて実在していた!

ちなみに現代普及の高圧ピンがいしは、大となる。

まだ3300Vの高圧設備が混在していた昭和30年代前半頃までは、高圧ピンがいしについては、小は3300V用で使用していたようである。

大は現代の6600V用である。



背後はこんな感じ。


変圧器の設置には、まるで東電の設備のように、ここは腕金が使われていた。

しかし今や東電管内でも、変圧器の設置は変台は取り付けない例が基本となっている。





続いて木柱については、分岐先にもあった。




年式は不明






こちらは高圧用腕金は単一腕金となっており、高圧用腕金は負荷側向き。

高圧がいしについては、旧型の耐塩高圧ピンがいしを使用しているようであった。

架空地線はなしで、避雷器が付いていた。


おまけ





今回の写真撮影は、全てiPhone XRとなった。

おまけ投稿:支柱も木柱ってやつで、6号中実がいし2連の引き通し

 2021年11月16日

この日は別件で用事があって、再びの広島へ出かけた。



1泊2日となったが、今回はこの電柱撮影の趣味のためだけに出かけたというわけではなく別件で行くのだから、撮影はできまいとデジカメは持っていなかったのだが、特別に少しだけなら撮影してもいいという話となり、木製電柱の撮影を3本程行うことができたのだった。w

広島駅到着後はお昼前で、駅中の飲食店で別件の話、それからやはりこの電柱の趣味の話も出ており、その際に「少し時間ができたから、少しだけなら巡ってもいいよ」という話になり、巡ることができたのだった。w

その飲食店での会話では、地元の方の情報により、斜めになった木の電柱があるということで、その撮影を行うことができた。

「多分それは推測としては、支柱が木柱というものだな。」

という感じで!




見事的中!w


本柱も支柱も木柱というものだった。w

撮影に関してはiPhoneXRになる。

スマホでもいい感じで撮れそうだが、細かい部分のズームはまだなぁ



年式はわからず。







高圧配電線は、赤帯なしの6号中実がいしの2連引き通しのようであった。

また、高圧用腕金は抱腕金でそのがいしは2つずつある感じ。

年式は不明。

2021年3月27日

2146.メカっぽい感じ?

 


ここでは



右側に見える2回線の高圧配電幹線の同時立ち上げ装柱がそんな感じに見えたのだった。w

2145.パイプDアームで、開閉器は上へ持ち上げる。

 




ここではそんな感じに見えたのだった。

2144.パイプDアームで多回線を支持したもので、上部はやり出しの引き留め

 


という構成も珍しいと思いきや撮影!w



下段の複導体支持がいしは、まだ複数回線を支持できそうだ。

2143.パイプDアームで多回線を支持したもので、一部は内寄せ!



 さっきの配電幹線を追跡してゆくと

今度はパイプDアームで複数ある高圧配電線を支持したものが見えてきた。



先ほどの4回線中2回線は、ここで左へ!
パイプDアームが確認できたのはその2回線だった。



まずはその2回線を振り分けたもので、2本ずつパイプDアームを配置したものが見えた!

ここでは、最上段の1回線は通常の水平配列となっているが、この水平配列の1回線もこれより先はこのパイプDアームに一緒に併架される。

しかしこれまた電線の本数が多いから、振り分けも大変そうじゃ。
高圧耐張がいしは見慣れない個数が取り付けられていた!O_o


次いで、肝心な引き通しの方はその先で見えた。




これだ!

ここでは合計3回線を支持したものとなっているが、パイプDアームで複数ある高圧配電線の引き通しを行う場合は、高圧がいしを内側へ取り付ける例もあるようだ。

見た感じ、これは遠方エリアでの配電用に張られている2回線を内側へ寄せて、近くの配電で使う1回線は、通常通り、Dアームの外側へ寄せているように見えた。



唯、これまたやや古い設備に思えた。



年式については、1970年であるのが確認できた。

やはりああいう湾曲系のアームは、その時代背景か


遠くからはこんな感じで!



最後は、他にもたくさんあったものを唯並べてゆく。w















なんか、ジャムおじさんの帽子のように見えるのは気のせいかw