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2015年9月22日

867.Fアームもどき その3

Fアームもどき、その3です。
こちらも分岐箇所で、大型サイズのFアームもどきになっているせいか、アームタイも2本ずつで強固な作りとなっています。


それがこれ!


今回発見分は前回のものとは違い、下部の方までしっかりとアームタイが2本ずつ取り付けられているのがわかります!


架空地線の分岐に使われている耐張がいしですが、何気にこんな位置に茶がいしが使われています!
他のがいしが白色なのと、頂部にあるものだから、ここはあんまり意味がないと思うが・・・


反対側はこんな感じで!
でかでかとしているので、遠くからでも結構目立ちます!

866.小Fアームもどき

Fアームもどきにも大きさによる種類が複数あるようです。


こちらは小Fアームもどきになります。


とはいえ、唯、上下の腕金を固定したから、そう見えるだけか
古いもののようです。
元々、分岐箇所では上下で固定していた頃があったのかもしれません。

865.これはなかなかないっ!!Aアーム!?!?


これは今まで、中電管内では全く見たことがないものです!!


分岐側のアームです!
Aアームなんて初めて見ましたよ(よく見てみるとAのような形をしています。)


間隔を狭めて分岐できるようにするために開発されたものなのだろうが


これまで、主要地域をストリートビューで見てきたが、このアームは一度も見たことがなかったです!!


三角配列といえば、関西電力管内にもよくあるが


こういったAアーム仕様のものは見たことがありません!!


引き留めも不思議な感じです。
引き留めクランプカバーが黒の一昔前のものになっているので、古いもののようです。

変圧器への引き下げ線支持のがいしについてですが、上段が耐塩ピンがいしになっているのに対し、下段は普通のピンがいしとなっています。(塩害地域の境目でこうなっていることがあるようです。)


ここを見ればAの形!っていうのがはっきりとわかります。

864.びっしりと横に整列!! その2


またまた、東海道本線の線路を横断するもので


横にびっしりと整列した2回線配電線を確認!
横断区間はやはり、同じような形となっています。

863.トランス密集団!!


何だか物凄い数のトランス密集団を発見!(これはまだ序の口か・・・)
まぁ地方にはよくありげ?


電力会社側にとっては、高圧のまま引き込んで頂いたほうが好都合なのだろうが、サービスとして!電力会社側がトランスを取り付け、その場で低圧に降圧させて、各複数階に渡って、低圧配電線を配線できるようになっているようだ。

そんなものは東電管内では数少ないが、地方には結構あるのだそうだ。
サービストランス装柱という呼び名があるらしい。


反対側はこんな感じで!



うーん、東電にあったとしても、こういうのは3台トランスで抑えてしまうことが多い。
最高で4台のトランスを1本の柱に取り付けているものを見たことがある。

862.配電線の間をひやひやしながら通過!


2回線の内、上段の回線から高圧引き込み線を分岐しているタイプになるのだが(通常は下段から引っ張るのが普通だと思うが、重要施設(浄水場)のためだからか、力率がよさそうな上段回線を選出したらしい。)


その開閉器の操作紐がなんと!
下段の2:1配列、右側!2本間を通過しています!
これは初めて見ました!
(しっかり固定されているからとはいえ、これはなんかちょっと怖い)


その左側下部には古いケーブル端末も残っていました。
以前は地中引き込みだったようだ。

861.支柱があるのに支線が!


前記事の次の柱になります。


支柱があるのですが!


それに覆いかぶさって!支線が降りている!
ここでの支線はあんまり意味がないと思います。

860.3:0配列で均等配列は珍しい?

中電管内にあるがいしの配列3:0の場合は、不均等配列のものが多く、逆に均等に並んでいるものが珍しいと思ったため、掲載!


パイプアーム仕様の最新のものでは均等配列は特に珍しいわけではないのだが


こういった、従来の腕金仕様のものでは、逆に均等に並んだ3:0を見ることは数少ないと思う。


ここまで均等に並んでいるものは初めて見た。

859.Fアームもどき! その2 + 急降下する高圧引き込み線のおまけつき!

Fアームもどき特集!
今回のもので2本目に入りました!!
こちらも結構大型サイズのもどきとなっています。w


それがこれ!


右側のこれです!


今回も手作り使用で2回線間を頑丈に固定し、今度は高圧引き込み線まで分岐しています!


中電管内では耐張がいしの雨水対策もしっかりと考慮しているようで、高圧需要家側の耐張がいしについてですが!雨水が溜まらなぬよう、逆付けの取り付け方法となっています!
その場合、引き留めクランプカバーについては、東電管内のように、専用のものはないようなので、耐張がいしのクレビス側にカバーを取り付けているようです。


反対側はこんな感じ!


良い具合に開閉器も収まっています!

858.びっしりと横に整列!! その1

まぁ、またこれも東電管内では全く見かけることがない優れものです!
そもそも鉄道横断自体あまりないですが、中電管内にはこうして、普通にあるようです。


一気に配電線を横に整列させ!東海道本線の線路を超えようとしています。

中電管内ではどうやら、大きな川や谷、そして線路の横断等、大がかりな横断となる場合は、引き留めクランプは通常のものとは違うものを使っているようです。
また、あえて、中身の状態をすぐにでも確認できる状態にしているためか、専用のカバーは昔っから作られてはいないようです。


鉄道横断をこれからするため、必要最低限、鉄道の架線を避けることができるよう、びっしりと横配列に並ぶ2回線の高圧配電線!!


それでも、反対側は何事もなく普通に高圧線を分岐しています。w


横配列に並んでいる2回線の引き留めクランプは、通常使っているものとは種類は違うようで、ロングスパン用として専用のものがあるようです。
ちょっと余裕は保てないためか、上部を見上げて状態をよく確認できるようにするためか、専用のカバーはないようです。
引き留めクランプの先端は何かをしつこいぐらい巻き付け?頑丈な作りとなっています。
落ちたら大変ですからね!


一方で反対側の受け側はこんな感じ!


びっしり並んで受け取った後は普通の2回線の配列に戻っていました!



整列部分の拡大写真です。

857.直で分岐!まぁ、よくある!?

こういったものは以前、長野でも確認しています。


でも、こちらはまたそちらで見たものとは異なり、ワイヤーのようなものは使わず!


もう直に高圧用腕金を取り付けて高圧配電線の分岐をしているのがわかります!
引き下げ区間だったので、腕金は2連になり、分岐をするのにも丁度良かったのかと思います。

東電管内では立ち上がり引き下がり区間で高圧配電線を分岐するタイプは見かけません。
この場合はワイヤーを使い空中分岐することが多いです。

中電管内にはどうやら空中分岐やスぺ―サーはないようです。

856.繋げない!


ジャンパー線を撤去し、繋げていないのには理由が!
(確認してみたら、先ほどの前記事854と同じ配電線路でした。)


もう、完全なる死線状態です。


こちらについても、グレーのカバーを少し開放し、被覆を破った箇所で接地を取っているのがわかります。

東電管内ではここまでしている光景は見たことがありません。
やはり、この辺も何かと細かいのが中電管内だと思います!

855.角低圧アーム!!


中電管内にも角型の低圧腕金を発見!


珍しいと思いきや撮影!!


角型はないと思います。

854.Fアームもどき! その1

前記事の配電線と同じ道沿いになります。(先程の配電柱の次のものになります。)


こちら、東電管内でいえば、Fアームに大きく似たタイプになるが、そちらのように専用のものはなく、中電管内は腕金を組み合わせて作った手作り仕様が多いです。


それで開閉器付きになりますが


何だかアースのようなものが確認できます!
黄色いものがそうです。
よく確認してみると、開閉器のスイッチは赤い紐が上に上がっており、切られていることがわかりました。
上部を確認してみると、送電線があることに気が付きましたし、絶縁電線といえども、万が一のことを考え、停止させている配電線路に誘導障害で電気が流れないよう、アースを取り付けているのかと思われます。
配電線は絶縁電線ですから、被覆を破った箇所に接地を取らなくては意味がありません。
そのため、グレーのカバーを少し開放し、その付近で絶縁被膜を破って接地を取っているようです。(残念ながら横からの写真がありません!結構レアな光景であったことに、今頃気が付きました。)

黄色のプロペラは鳥が近づかないようにするためのものになります。
開閉器装柱は鳥の巣が作られる事例が多いことから、取り付けているのかと思います。