2022年3月12日

2753.Fアームを使用した銅線の両引き留めだが、ジャンパー線支持は何故かクランプがいし

 



ジャンパー線支持をクランプがいしにするのは、中実高圧耐張がいしを使用した例での採用が基本だが!



こちらは珍しく!

普通の高圧耐張がいしを使用したもので、ジャンパー線支持はクランプがいしとなっていた!

高圧耐張がいしは通常仕様。

高圧絶縁電線は銅線。








2752.道路側の2本のジャンパー線支持は、旧式の耐塩高圧ピンがいし

 




不揃いで並んでいるのも中々ない。


ジャンパー線支持の高圧がいしであるが、ここでは珍しく、道路側の2つのは耐塩高圧ピンがいしで、建物側は中実がいしとなっていた。

過去には、同様の用途で、耐塩皿がいしと耐塩高圧ピンがいしとが並んでいる光景なら見たことあるが、これはこれでレアものだ。



この配電線は、この先、ワンスパンで終端となっているため、特に設備更新する必要性がなく、左側は耐塩高圧ピンがいしのままで残ったのだろうか











2751.高圧用腕金に直付けできそうな、変圧器への高圧引き下げ線を固定したトンボ腕金

 



この感じであれば!

また、あの狭さであれば!普通にトンボ腕金は高圧用腕金に固定できそうだが!



ここでは珍しく!分離して取り付けられておった。



おまけ





奥の方では、左詰めにしたクランプがいし引き通しのやり出し装柱も発見!

2750.鋼管柱を支える2本の支柱




本柱で確認できる鋼管柱は鋼管柱でも旧式のものだが(近代普及の、根入れのみがコン柱というものではない昔の仕様)、ここでは珍しく、それの支えようとして2本の支柱が左右で確認できた! 



それにしても古い鋼管柱は、上部の柱がまた細いこと!


2749.新旧混ざって、下段の交差側は神奈川式の簡易型の初代のFアーム

 


ここでは、本線である上部については新手の離隔腕金となっているが!



交差側については腕金は未更新で、神奈川式の腕金の本数を少し減らした簡易型の初代のFアームとなっている!





年式は1974年の模様





初代のFアームに関しては、正しくその昭和49年だなぁ~

2748.頭上やり出し引き留めで、その下段は開閉器付きの角型Dアーム

 


頭上で高圧配電線を引き留める場合は、どれも水平腕金を使う例が多いが、こちらは違った!



ここでは珍しく!下段の引き通し側については、分岐仕様の角型Dアームを使用していた。



その角型Dアームは、分岐仕様のものであるから、そこで高圧を分岐してもいいように思えるが、電源側、負荷側を意図するために頭上引き留めとしたのだろうか?

ちなみに開閉器は普通の区分開閉器のようで、スイッチはオンだ。


2747.高圧引き下げ線に黒いカバー

 




ここでは、伸びゆく木の枝が変圧器への高圧引き下げ線と接触し、それが電線に傷をつけるからなのだろうか



変圧器への高圧引き下げ線を支持する耐塩高圧ピンがいしごと、黒いカバーで覆ってあるのが見て取れた。



2746.左詰めの2つのクランプがいし

 




2745.ダブルDアームで2方向振り分け

 


ここでは2つのDアームを使って!







2方向へ高圧配電線を分岐!


おまけ投稿:ダブル耐塩皿

 










年式は1979年と、比較的遅めのものであるから残ったようだ。






2744.細い昔の鋼管柱で頭上引き留め