2018年4月28日

1292.異種のがいし混ざる!

ここは大型車が通れないため、支持物の大半は組み立て鋼板式のパンザーマストが目立っているわけですが

そんな中!



奥では異種のがいしを混ざり合わせたものを発見!


↑それがこれだ!


見てみると、中央のジャンパー線支持がいしのみクランプがいしとなっており、両サイドは10号中実がいしとなっていた!
次いでよく見てると、一番左手前側の耐張がいしの黒いカバー(引き留めクランプカバー)については、外れてしまっているのがわかる。
(結構、銅線仕様の古い配電線で耐張がいしのカバーが外れている光景を見かけている。もうちょっと強固にカバーを固縛すべきでは?)


おまけ!

次いで!その奥には!


んん?
高圧がやり出し(槍出)で、架空地線の支持に普通の鳥居型を使ったものがいた!
高圧がやり出しで片側へ突き出ていると、架空地線もそれに合わせてやり出しになっていることもあるんですが・・・



ここは狭い道だからそうしたのだろうか



そして、振り返る猫ちゃん・・・
どうやら猫ちゃんにもこの趣味は理解されないらしいww
(家で電柱模型とか作ってると、愛犬にもよく不思議そうな顔で見られるもんな~wwww)










こちらはさっきのやつです。


お帰りの際に反対側も撮影です。w

1291.激レア!!!!上部を腕金で継ぎ足し!!!!!!

こうした上部継ぎ足し仕様(継柱)については、パンザーマストによる継ぎ足しが大半であるが

ここでは大変珍しく!






腕金を使った上部継ぎ足し方式が確認できた。w

(こちらは横浜市電保存館の付近にあります。なお、以前も同様のものを神奈川県の百合ヶ丘の方で撮っています。その写真はこちらへw)



しかし昔の木製電柱時代にも、よくこういう継柱はあったらしい。
(↑その場合は腕木ではなく、木柱の上にさらに短い木柱を継ぎ足すといった感じである。)



もう一度!



珍しいので近距離写真を!ww


いつもはちゃんと上部までコン柱が続いているわけですが、この形はどうみても、骨組みで支えられているミイラ電柱といった感じに見えます。T_T



反対側はこんな感じで!

カーブ箇所で左へ引っ張られることを懸念したのか、背には支線が張ってあります。
(それも珍しく、支線が人家の家を横断している。)




最後に・・・



横浜市電保存館には、古い配電柱の写真の展示もございますので、ぜひ・・・
(とはいえ、実際のところは当時の市電の写真の展示が主体ですがね~。配電柱については、そのわきに写るもので鑑賞しましょう。w)
昭和初期の腕木を使った3300Vピンがいし引き通しや、昭和中期の横浜らしい感じで、耐塩皿がいし引き通しの配電柱も見れますよ!

1290.五差路配電線

こちら



1箇所を除く他は全て引き通しで、題して「五差路配電線」となっています。





反対側はこんな感じで!

左へやや傾いています。
どうやら引き留め側に引っ張られている模様


昔は長いサイズの腕金がなかったので、こうするしかやむを得なかったと思いますが、今なら離隔腕金を使用することで解決ですねw