2022年10月15日

3058.特大水平腕金で1回線背後分岐

 


やり出し改造版の架空地線支持の鳥居型の腕金も、それにあわせるかのごとく、片側へ大きく寄る。









3057.下段のみ振り分け



下段回線は別の位置で立ち上げか


一見、奥の開閉器は連絡用開閉器のように見えたが、スイッチはオンである。


上段回線の立ち上がり柱の拡大











下段回線の立ち上がりは、反対方面にあった。


起点の配電用変電所

3056.上部2:1、下段3:0のやり出し






2本連続で見つかっており






うち2本目は、下段はがいし型変流器による引き通し



3055.上部中央固定、下段やり出し

 


3054.トリプル開閉器(1台は切り換えができる特殊仕様)

 


重要施設なのであろう


ここでは2回線同時に高圧を引き込んでいる。




次いでその引き込み側だが



PASを2台同時付けしたものも見つかった。


他には、雷などで万が一片側1回線が使えなくなった場合に切り換えもできるようにしてあるのだろう、特殊な開閉器もある。
この場合、開閉器の指針は常用を示す。
切り替えた時は予備を示すのだろう。




反対側からは、2回線を同時に引きれているのが見えた。




追加で、付近の公園からは横も望めた。





切り替えができる特殊な開閉器については、他に筑波山(現存せず。)、御岳山(現存せず、撮影もできず。)でも見かけている。(市街地では、群馬県庁付近でも見つかっている。)

山もまた1回線のみでは頼りないから、そういうのがあったのかと思われる。


3053.離隔腕金でがいしの配置不均等




古いコン柱から新しいコン柱に設備更新した際にそうなったのだろう。

3052.上段のみ振り分け

 


3051.やり出し装柱の引き通しで弓支線

 




3050.高圧用腕金とトンボ腕金との間隔



さぁ、今回の撮影はなにも1箇所だけでは終わらない。w


最近の撮影は情報提供も含めまして撮影場所がかなり増えており、どうも1か所のみで終わることも少なくなった。w

なお、この日の撮影は、午後から晴れとなった。



ここではトンボ腕金が高圧用腕金にかなり接近したものを発見!




これなら高圧用腕金に取り付けてもいいと思うが、強度的な問題で振り分けている感じだろうか

3049.単相2線式高圧配電線で、クランプがいし2連



これは旧式でレア構成という感じだな。

今やそういったものがあったとしても、どこもDアームなどに設備更新される確率が高い。

Dアームというのは、以前は景観を意識した箇所での使用が基本だったのだが、今や普通の住宅街でも見かけるようになった。




柱自体の年式は古そう。

こちらは昭和39年(1964年)3月建柱のようだ。

だが、柱上の設備については、1980年代の構成と思える。


3048.中央がやや突き出る。

 



パンザーマストを継ぎ足したもので発見!


おまけ:銅線が多いぞ。 その2

 


中央に写る基本形は、当初は大容量変圧器を取り付ける予定でもあったのか?変台とトンボ腕金は振り分けての取り付けとなっていた。



分岐先はバリバリ銅線!


3047.Fアームの背中で分岐

 



ここですここ!

間隔がかなり狭くなって、高圧耐張がいしが取り付けられていた。

おまけ投稿:銅線が多いぞ。 その2

 


中野区、杉並区辺りは、今もなお、古びた銅線が残り続ける。