2022年7月23日

2972.中腹部は突き出す。

 


高圧用腕金に離隔腕金を使用して、低圧用腕金をも長くする場合に、変圧器を設置する場合は、中腹部が大きく突き出す例が多い。



その場合は、中腹にある変圧器への高圧引き下げ線支持のトンボ腕金は、長くなった低圧用角型Dアームの上部に固定される例が多いが、ここは違った。下段に固定だ。



おまけ




あんな山奥に!



大の字発見!O_o





この日の撮影は、これで終了~










2971.合計4本の支柱

 


コンデジで望遠での撮影だから、ちとノイズが凄まじいがw





ここでは小さい支柱を含めて、合計4本の支柱を付けたものを発見!


2970.CVTケーブルで交わす。

 


低い送電線を交わす場合は、CVTケーブルを使用することもある。



唯、CVTケーブルは高価であるから、この例はほとんど見かけない。


2969.開閉器なしで合流?

 


2回線を1回線にまとめる場合は、連絡用開閉器を介して合流させる例が多いが、こちらは違った!

特に開閉器などはなしで、2回線が1回線へ合流していた。



と思いきや!



どうやらここは、左側に電圧調整器があったようだな。

それでレアな合流となったようだ。

現状は2回線が1回線へひとまとめ1本化しているかのように見えるが、ここはそうではなく、1回線の下に1回線を分岐するかのごとく、張っているようだった。



電圧調整器については、多分この辺にあったのだろう。

でも真相はよくわからず。w








2968.低いタイプ

 



ここでは上部に昭和37年竣工の松井田線の背の低い送電線が通っているから



配電線もそれに合わせて、少し低い位置を通っていた。



おまけ投稿:松井田線

 



この送電塔の特徴は、最近では滅多に見かけなくなった八字型があること!

JRの送電線ではまだまだ見かけるが、こちらは東電の設備であるから、珍しかった。


同電線路は、若番側はそうではないが



奥にはこの通り!八字型あり!


八字型については、見た目がわるいだの云々で、途中から採用されなくなったような話を聞いている。





年式は見てみると、大正期までは及ばなかった。

昭和37年(1962年)6月とある。

















八字型も年式は変わらず。

2967.上部Dアーム、下段は離隔腕金

 


この日はまた




古い送電線を撮りに





磯部駅へ出かけた。








駅を降りて、坂を上がった地点だった。



ここでは珍しく、上部は小型サイズやちょい長サイズのDアームを使用したもので垂直配列、下段は、普通サイズや離隔腕金を使用した水平配列で、上下で不揃いとなったレアものを発見!

うちこちらは、上部は小型サイズのDアームで、下段が普通サイズの水平腕金を使用で、やり出し装柱となっている。

東電管内では、基本的には2回線の高圧配電線を張る場合は、上下で配列を揃える例が多いから、これは珍しい!




2本連続で並んでるようだった。

2本中片方が、上部がちょい長サイズのDアームで、下段が離隔腕金だった。