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2019年11月2日

臨時投稿:高崎線と上信線のガラスがいしを巡った時の日記

最近このブログも送電寄りになってきちゃってます。w

2019年(令和元年)11月2日と文化の日の3日の日は、高崎線と上信線の送電鉄塔で使われているガラスがいし巡りがメインだった。

だが、高崎線のガラスがいしについては、既に取り換えられており、撮影することはできなかった。ここにはかつて、黄色のガラスがいしがあったようだった。


ご覧の通り、こちらでは真新しい懸垂がいしが確認できたことから、つい最近、黄色のガラスがいしから取り換えられたのかと思われる。


こちらは諦めて、お次の上信線の送電鉄塔へ向かう。

上信越自動車道を碓氷軽井沢ICまで走らせて


軽井沢を経由して!

トイレ休憩中

鬼押ハイウェイを通って、群馬県の嬬恋村へ向かったのだった。

で、ガラスがいしのある上信線の現場へ到着したのだが・・・

こちらも9月か10月の台風の影響で、道がなんと、陥没しており!

車では直接、ガラスがいしの取り付けられた上信線の送電塔までは、近づくことができなかったのだった!

ということで、ここでまた、とんでもない災難に遭遇!
まさか、道が陥没しているとは思ってもいなかったのだった。

また、2日の日はもう時すでに遅し!
朝はとんでもない渋滞にはまっておったから、上信線への到着は15時ぐらいだったのだった。

日没が近づいていたが、16時まではなんとか巡り続けることにし!17時30分頃には車へ戻ることに決めた!

結果、2日の夜は軽井沢で宿泊をし、泊りがけで3日の日に続きを巡ることになった。


2019年11月現在、9月か10月の台風の大雨被害の影響だろうか
道が川と化し、どうやら道路が陥没したらしい
おまけにこんなところは来る人が少ないせいか、復旧作業が全く進んでいないことに気が付く。
本当は車でこの道を上がって、上信線のガラスがいしを巡る予定だったのだが、これでは徒歩で向かうしかない。

仕方がないので、足元に十分注意しながら、徒歩で向かうことにしたのだった。

工事現場へは入らぬように
私は一応、送電工事の現場を体験したことがある。

なお、上信線 175号鉄塔では、既に建て替え工事が進んでおった。




古い方は、イギリス製のガラスがいしを残しながら残っていた。



続いて、そのすぐお隣にある新しい方は、令和元年12月建設ということになっていたが、これでは本当にその時期に竣工できるのか・・・大変そうだ。


少し進むと道の陥没は落ち着いたが


さらに先へ進んだところ、再び道が陥没している箇所を発見
なんじゃこりゃ!?


と、同時に、ここで変わった電柱発見!w
すかさず撮影!
こんな場所での撮影は、初めてなんだけどw

これについては、次の記事で掲載しよう。



諦めずに突き進んだ。


なお、上信線の送電鉄塔については、既に全てが建て替えられてしまっているのかと思い込んでいたが、まだ全てではなかったようだ。

遠くの山の中に、青のフランス製と白のイギリス製のガラスがいしを取り付けたものが見えた。


谷底の送電線を支える箇所では、タイダウンがいし装置を採用!
タイダウンとは、送電線を支えているがいしを上下で固定し、通常は上のみで吊り下げているがいしが送電線の張力によって、送電鉄塔の外へと持ち上がらないようにしているためのものである。
なお、最近では、耐張鉄塔で解決できるためか、新設は見かけていない。
コスト的には、耐張鉄塔よりがいしの個数は半減できるので、その点ではよかったのかと思う。
それにしても!ガラスがいしバージョンのタイダウンは初見である!これには驚き!!
国内でのタイダウンガラスがいし装置の現存は恐らく、上信線のみ。

中には激レアなタイダウン装置を用いたもので、ガラスがいしを使ったものも確認できた!
こりゃ凄い!
恐らくこれは、国内に同電線路で数基しかないものかと思われる。

とりあえず、もう完全に日が暮れそうなので、初日の撮影はこれにて終了


ということで、来た道を戻る。
本当はここも車で通れるはずだった。




この林道では、1箇所だけ陥没箇所があったということに、翌日気が付く。
(2019年11月現在)


ここで見えた、手前の送電線は、どこかの小さな発電所から上信線へ電源追加しているものだな
こちらは比較的最近の送電線路なので、送電塔も目立ちにくい茶色に塗装されておった。


それにしても、はて?奥の方に観覧車があるが、こんなところにテーマパークなんてあったっけか?


さて、帰りもこの歩きづらい場所を歩いた。
ここを通り抜けるのに何分時間を取られたことやら
とりあえず、完全に日が暮れる前には、車へは戻れそうだ。

工事中で仮留め中の上信線の新鉄塔




車へ戻った時には、17時過ぎだった。

途中、軽井沢へ向かう山道では、鹿の飛び出しがあった。w


2日目の夕食は、軽井沢のセブンでとることになった。
仕事でも毎日食べているかき揚げそばを一丁頂くぞい!w

で、この後は、駐車場での車中泊となったら、寝づらかった。w
布団持ってくればよかったなw
全ての座席をフラットにして、布団を敷けば、よう寝れたのかも

で、2日目


3日の文化の日は、軽井沢での宿泊となったから、同じく通行料を払いつつ、向かった。w

それから、丁度車に、40年前の父親のロードバイクが積んであったので、それを借りて続きを巡ることにした。
とんでもない災難の時に、丁度いい具合にお助けがあったのだった。w
唯、行きはきつい坂道をロードバイクと一緒にあがることになった。
なお、帰りは下り坂なので、らっく楽!w
だが、帰りはもの凄い速度に達するから、気を付けないとやばい。


こちらは上信線196号鉄塔!
約20基分、片道徒歩で移動したことになる。w
耐張鉄塔はあまりツイッターに上がっていないので、上げてみた。
ちなみにこちらは、東京電力が珍しく発行した群馬県版鉄塔カードの
色紙背景の一部で採用されている。




←文化の日はやはり晴れるのか・・・
いや、序盤曇りだったが、一番撮影したかったエリアで突如、奇跡の晴れ間が出てきて



綺麗に撮れたのであった!


これには大満足!であった!!w

こうして!2度に渡る上信線の送電線巡りについては、かなりの労力を必要としたのだった。(去年の内に全部行っておくべきだった。)

めでたしめでたし!w

2019年9月23日

臨時投稿:念願の日本碍子博物館へ行った時の日記

2019年9月23日、この日はずっと前から憧れであった、日本ガイシさんの懸垂がいしの工場の見学及び、碍子博物館の見学をすることができたのだった。

<掲載の許可を頂いた写真のみ掲載>




工場内では、懸垂がいしの製造工程を見ることができた。



工場内では、貴重なかぶとがいし(兜碍子)の現役も確認できた。



昼食をとった後は、いよいよ、念願の碍子博物館へ!




博物館の入り口である。



特別高圧ピンがいしの展示物である。
なお、上の段で左側2番目にあるアルミ線を支持している大きいものは、かつて鬼怒川線(鬼怒川水力電気)のバンザイ鉄塔(別名:おいらん鉄塔とも言う?)で使用されていたものである説明があった。
猪苗代旧幹線と並ぶ形で、かつては足立区の舎人公園の方にもその手の送電塔が続いていたようだが、今はもう跡形もない。



懸垂がいしについては、他にはコーヒー牛乳色・ベージュ色の貴重な懸垂がいしの展示も!



ここでは特に右上の懸垂がいしの形状が変わっていた。
それはといえば、松風工業製の無ヒダ懸垂がいしである。
足尾銅山で一度見たきりである。
それは確か製錬所で一番目立つようにある、山を越える構内用送電線路の鉄柱だった。


世界各国の懸垂がいしの展示も!


ガラスがいしの展示もあり、青色のこちらについては、上信線の送電塔で見たことあり!

当日の見学会の詳しい日記はこちらをクリック下さい。
(東京電力の電気の史料館にも展示物あり。)


<おまけ>

ちなみに、その上信線の送電塔は、過去にもこのブログに登場している。w
(それから同鉄塔は、東電発行の群馬県坂の鉄塔カードの壁紙にも認定されている。)
このような感じである。




耐張鉄塔にて!ここでは、フランス製の青の懸垂がいしとイギリス製の白の懸垂がいしの確認できる。
左側はそのフランス製の青色のガラスがいしである。