これは先ほどの高圧がいしの試験設備の電源側でみられた。
何かの計測器なのだろうか
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銚子のポートタワー近くにもまた、高圧がいしの試験を行っているような設備がある。
ここでは海側2つのみ、重耐塩仕様の高圧耐張がいしがあるのが見て取れた。 |
2連結のうち片方に!磁器でできた防塩板を付けた耐塩高圧耐張がいしと!
重塩害用の高圧中実耐張がいしを取り付けたものである。
2つの違った重塩害仕様の高圧耐張がいしを一気に見ることができるとは、さすがは高圧がいしの試験場である。
なにか塩分の付着密度など、汚損に関する試験でも行っているのだろうか?
なお、防塩板を付けた耐塩高圧耐張がいしについては、他にも種類があり!
↑手持ちのコレクションがこれである。
これまた製造メーカーによって、違いあった模様
こちらは高圧耐張がいしそのものが!内部を深溝構造とした耐塩強化型である。
↑なお、後者については、あのギザギザ仕様の高圧中兎実耐張がいし(送電がいしでいえば、長幹がいしに似たもの)を重塩害用として大型化させたようなものとなっている。
本州では、実際に使っている現役の活線は、館山市の最南端にある。
ここでは先ほどの耐塩高圧耐張がいし類を横から望む。 |
唯、ここは活線であるのかどうかは不明である。
↑常時は、この隣接にある自動開閉器のスイッチが切ってあって、いざ試験!というときに稼働させているのかもしれない。
開閉器についてはこれに縦続くように、高圧がいしの試験設備の入口にももう1台、手動式のものがある。
鉄筋コンクリート柱の製造銘板によるが、年代は1983年とあった。 上部の設備は既に、2度か3度、設備更新していることであろう。 沿岸寄りの地域は塩を浴びるから、腕金などの部材も錆びやすい。 |
なお、他にはあの神奈川県の茅ヶ崎限定と思っていた、高圧がいしの周りを黒い器のようなもので囲ったものもみられた。
その拡大! 防塩板もまた塩による影響か、色が尾ちていた。 |
それから横付けの耐塩高圧ピンがいしは、薄い防塩板を追加するだけで十分なのだろうな。
耐塩皿がいし時代もまた、横付けには耐塩皿は追加しなかった。
やはりそこは上向きのみによるのだろう。
それからここでは、変圧器についてもなんらか試験をしているようにみられた。
その取り付け方もまたさまざで
2次側の低圧立ち上がり線については、切られた状態だ。
続いてこれが電源側から見て3本目となるが、ここもやはり変圧器の取り付け方が不思議である。
なお、これについては、どのぐらい変圧器を海に近いところでさらしておいて、どのぐらい劣化するのか、についての試験をしているように思える。
また、こちらについても1本目と同じく!海側に近い2つのジャンパー線支持に、防塩皿と思われる黒い器を10号中実がいしに追加していた。
海に近ければ近くなればなるほど、塩害に対して、どれほどの効果が発揮できるのか?試験しているのであろう。
ここでは同じものを反対側からも望む。 |
同じく2次側は切られており、どこにも繋がっていない。 |
そして終端!
ここでは活線である上段回線より高圧引き込み線を振り分け!
下段回線の方では、引き続き変圧器の取り付け位置などを変えてみて、なんらかの試験をしているのだろう。
引き留めの高圧がいしだが、こちらもやはり海に近い方の2つが重塩害仕様となっていた。
防塩板のある方については、恐らく本州で見ることができるのはここだけではなかろうか(東電管内による。他社設備は不明。東北電力では、大きく送電線の254mm懸垂がいしを使用しているところもあったっけ?)
中々ない重塩害仕様の高圧がいしだから、思わず激撮(笑)
不審がられただろうな~w
しかし重塩害地域のメンテナンスは大変そうである。
アームタイが少しでも錆びれば、コン柱にも錆びが及びそうである。
上段回線の方は綺麗