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2020年3月15日

1755.Fアームで方向転換!

こちらは京北変電所付近にて発見!
右側の立ち上がりについては、過去に撮影済み。右側については、CVTケーブルを張ったものでその上部に架空地線があって珍しいと思いきや撮影した思い出がある。)

左側であるが、これまたど派手な振り分け引き留めである。


今回発見のものは、2回線の高圧配電線を張ったもので!

高圧用腕金には、高圧と低圧の両方の支持が可能となったFアームを使用!


その状況下の中で、堂々と2回線ともに振り分けておった!

初めて見かけた!
これぞ変わった格好である。w


反対側はこんな感じで!



ちなみにだが、以前はこのFアームは

2008年7月23日撮影

クランプがいしによる引き通しのようだった模様(写真右側)↑

2008年当時は、ここは2回線の引き通しのFアームで
ここでは上部の1回線の分岐しかしていなかったようだ。
それが今では、2回線同時分岐している。
東電管内では、2回線の高圧配電線を振り分ける場合は
バランスを維持するためか、先に引き通しの2回線で分岐をさせてから
その先で2回線両方とも引き留めというものが多いが、ここはそうするのは途中でやめたようだ。

それが今回、どうやら途中で2回線を引っ張る位置を変更したようで、このような変わった構成となったようだ。

以前ここでは
2008年7月23日撮影


1回線の分岐しかしていなかった。

しかしこの当時、上部のみ分岐というのが珍しい。
分岐先には連系用開閉器でもあったのだろうか・・・
2008年当時は、そこまで電柱を見る目がなかったので、不明w
ストリートビューでも確認不能
2008年当時のがない。

2018年2月11日

1251.かわす。


周囲はごく普通の立ち上がり柱



だが、この奥には、一際変わった立ち上がり柱がいた!w


それがこれだ!


そう、配電用変電所からの立ち上がり(フィーダー)側及び負荷側のいずれから故障した際に備えて(非常時に備えて)、両側電灯用トランスをそれぞれ1台ずつ設置し、2回線のうちの最上段回線から合計4本の変圧器への引き下げ線を引き下げているタイプとなっているのだが!!(↑この時点で既に珍しいw)


ここでは珍しく!
そのまま綺麗に下段回線をかわしていた!w
そう、まるで曲線を描くように~!
その格好が正に!ここでは激レア構成に見えたのであった!!w
(これはよく見かけるものでは、スリップオンがいしを周囲に取り付けて、変圧器の直前まで、CVTケーブルに変換させて引き下げているものを見るのが大半である。)

下段回線の連系用開閉器は、これより右へ2本超えた先にある。


そもそもここでは


下段回線が普通にあるというのに!普通に上部では高圧の立ち上がりを行っていたのだから不思議である!w
(↑普通は、下段回線がない状態(箇所)で高圧の立ち上げを行うが、ここでは2回線のうちの下段回線を隣接する別の立ち上がり柱から立ちあがった配電線と系統連系(スイッチオフの状態の開閉器を途中で挟み、非常時、故障した区域へ逆送できるようにしているものをいう。)をとっているため、やむを得なかったようである。)

なお、下段の抱腕金に取り付けられているトンボ腕金については、普通に抱腕金の片方にそのまま固定されているようであった。


だが、この配電柱



今後道路ができる箇所(新しくできる道路の入り口)に立っているため





この珍しい格好も、もう間もなくで見納めとなりそうだ。
道が開通すれば、立ち上がりも移設されることであろう。




にしても、町田は不思議な2回線が多いなぁw

(この配電線の負荷側には、これより数ページ前の記事で紹介しているこやつがいます。w)