2017年5月5日

1139.変な位置にスリップオン!

小規模なマンションの場合は都市型トランスを使って低圧を引き込むこともあるのですが、こちらはその中でちょっと珍しい!

まぁ、普通のD型腕金仕様で前受けで引き留める形となっているので、これは致し方ないとは思うがw

(見慣れない光景なのでついカシャ!w)


スリップオンがいしの取り付け位置が変わっています!
(スリップオンがいしは別名PDがいしともいう。PDとはPole Dropの略で、変圧器への引き下げ線を配電柱に沿って引き下げる、落とすという名目である。)


普通サイズのD型腕金に水平の腕金をプラスするとはね!
よく見るものでは、D型腕金をもう1つ用意し、そこに3つのスリップオンがいしを取り付けたものも見かけます。

なので、見慣れない光景です。

1138.Fアームなのに分離支持方式!

こちらもまた、配電用変電所からの立ち上がり柱で変わり種発見!w


普通、Fアームで2回線の支持となると、両方とも揃えて!Fアームによって高圧の支持がされるのだが、ここは分離していた!!


なんと!最上段回線は長いサイズの腕金を使っており、下段にあるFアームとは分離させています。
Fアームでも開閉器の取り付けはできるはずである。


以下は余談です。w

それから、最上段回線は配電用変電所からの立ち上がり柱のはずなのですが、開閉器が自動化されていないのも珍しいです。
(恐らく交通量が多いから、工事されていないのかも・・・それかなぁFアームと分離しているのも)
ちなみに、自動開閉器はこれより右側に3本行ったところで確認しました。

左へと続く下段回線については、先ほど見られたこちらの下段回線とは繋がっておらず、途中、常時開放(常時スイッチ)の開閉器がありました。
(↑まぁ、これについては配電用変電所でよくありげの構成です。w)

1137.頑固者3つ目モンスター!ww(形状はかなりの激レア!)


2回線あるうちの上段回線は、万が一のマンションへの消防活動をしやすくするために、ここでおとなしくCVTケーブルとなっているのだが


下段回線は頑固者で


強引に離隔腕金と長いサイズの腕金を巧みに操り!(この先でラインスペーサーを取り付けた配電線となるので)三角配列を再現している。
(↑それの支持箇所が丁度、3つ目変顔モンスターのように見える。ww)
題して、頑固な3つ目モンスターである。ww


続いてお隣も全く同じ処理を行わなくてはならないので、同じ形のものが確認できた。


ということで、こちらも同じく、下段回線は頑固者w


まー後、種類的にいいますと

これはかなり珍しいタイプであり、今回初めて見ました。ww

1136.4つ目モンスターw

こちらは、配電用変電所からの立ち上がり柱の1本手前で発見!


電線が足りなくなってしまったのか


2回線あるうちの最上段回線を引き留めている方になるが

耐張がいしが珍しく4連結となっている。
(↑これが丁度4つ目モンスターのように見える。w)

1135.うまい具合に進路変更

こちらは、近代的な特大サイズのD型腕金を使い、うまく進路変更!


(それにしても、軽自動車の駐車スペースが凄いことになっている!コン柱にすれすれである。)

高圧と低圧の両方の長い特大サイズのD型腕金をそれぞれ使い、住宅からの離隔距離確保!
まぁ、今後増えつつありそうな配電柱らしい感じです。
(昔の個性豊かな鳥居型とか、高圧が水平配列の配電柱はやはり消える運命か・・・)


建柱年は2012年(平成24年)でした。

1134.トンボ腕金不使用

撮影地は神奈川県内なのですが


変圧器はFアームの内部に収まってはおらず、なんだかいい加減な取り付け方に見えます。
(2回線間が少し広くなっているので、そのため、変圧器をあのスペースに収められなかったのかと思います。)


おまけに上段のトンボ腕金も省略されていました。

1133.複雑そうな分岐



ここで気になったのは左の奥の配電柱



2回線で振り分け引き留めとなっているのですが、その中に一つだけ3:0の引き通しが含まれており、複雑そうな分岐に見えます。w

1132.グランドワイヤーは続く!

普通、高圧本線をCVTケーブルにした場合は、架空地線については引き留めるようなのだが


ここは例外で


高圧がCVTケーブルになっているのにも関わらず

架空地線は次の立ち上がり柱まで続いています。w



反対側はこんな感じで!

1131.支線の持ち方に注目w



腕金片端固定(槍出し)による抱きアームの区分開閉器付きで支線を引き留めているタイプとなっているのだが


その支線の持ち方がここは変わっている!w

1130.離隔腕金にがいし型変流器で不均等配列!

これもまた構成によるレア度が高い。


高圧用腕金に今流行りの離隔腕金を使ったものになるのだが、がいし型変流器を取り付けて不均等配列とは!


これは初見!!

1129.中央固定で架空地線は槍出し


高圧用腕金が中央固定となっているのに対して


架空地線の支持が槍出しになっているのは珍しい、恐らく架空地線の分岐を行うため、ここはやむをえずそうしたのだろう。(この場合だと高圧用腕金も一緒に槍出しにするのが正式)


横写真はこんな感じで!

下段の分岐側の配電線から突然古びた銅線登場w

1128.中央固定から片端固定へ!

ゴールデンウィーク後半のこどもの日は、横浜市戸塚へがいし2連等の古いタイプの撮影へ向かった。

以下はその付近や途中で撮影したものになる。

ということで、今回の撮影で最初に見えた珍しいタイプはこちら↓




単相交流2線式の高圧配電線を振り分け引き留めしている配電柱なんですが


ここで、高圧用腕金は中央固定から腕金片端固定(槍出)へ変えており、配電線の引き留め位置を変えています。



反対側はこんな感じで!

見てみると丁度後ろ側が更地になっており、今後家を建てる予定があるようなので、下段の高圧用腕金の固定位置は片端固定(槍出)になっているようです。

なかなか見かけません。


左下の片端固定の方の高圧用腕金は後から増設したかのようにも見えます。

2017年5月2日

1127.上段のトンボ腕金を完全省略!(ダブトラ編!!)

普通、変圧器の土台として丸型土台や腕金仕様の土台を使ったものであれば、ちゃんと上段にも変圧器への引き下げ線支持の耐塩ピンがいし等を取り付けるためのトンボ腕金が取り付けられるのだが


こちらは比較的後に新設されたものだからか、それともコスト削減を考慮したのか↓


上段のトンボ腕金が完全に省略されてます。w
(変圧器を上につけすぎたことも関係しているのだろう。)


反対側はこんな感じで↓


変圧器は同容量のものを2台使った動力用トランスのようでした。
(2次側の結線がV結線です。)

1126.山梨に多い長いやつに見えるけど、実際は違った!w

旧型の架空地線の引き留め手法については、普通は鳥居型を使うのが基本のようなのだが、場合によっては稀に、唯1本の腕金によってそれを引き留めるものも少なからず実在している。(唯、こちらは、鳥居型と比較すると強度的にはあまりよろしくないものかと思われる。)

以下はその一例だ。↓




一見こうしてみると


肝心な架空地線引き留めの腕金は、山梨に多い1800mm仕様の長い腕金のようにも見えるのだが、実際はそうではなく、ただいつもより上の方にそれが取り付けたおかげで、目の錯覚で長く見えるようだ。(実際に写真上で測ってみたが、ここは高圧用腕金よりも短いいつもの1500mm仕様のものであった。)


反対側はこんな感じだ。

ご覧の通り

反対側からだと、いつもよりちょっと高めの位置に架空地線支持の腕金が付いているのがわかる。

↓因みに以下は同区の別の場所で撮影したものになるが↓


いつものものは結構低めの位置にそれが取り付けているため短く見える。



またここは、今は肝心な架空地線は撤去されているが、ここも元は1本の腕金により架空地線を引き留めていたものかと思われる。