これまた中部電力管内ながら、東電の構内線が張られている感じのようである。
起点はそこの門型鉄塔
電線路名は、土村線とあり、ケーブルヘッドは雨覆い付き仕様!
避雷器については配電用が使われていることから、配電線に見せかけた送電線と思われる。
土村第二発電所へと続いている。
なお、その振り分け番号については、普通は起点を先頭に1号、2号と続くのだが、ここは逆になっていた。
引き通し区間のがいしは、送電用の豪華なLPがいしだった。
プレートは送電用のものが確認できることから、これは送電線と思われる。
これが同2号柱
LPがいしは2つずつの取り付けを可能?としたものとなっているが、片側のみだ。
のぼるなの看板も、送電鉄塔で見かけるもの
これが同3号
なにか中実高圧耐張がいしのようなものを使っているが、クランプカバーはいつもとは違う仕様に思える。
架空地線は継ぎ足したパンザーマストで支持されており、その引き留めもまた送電線の引き留めクランプがみられる。
なお、この下は幼稚園の遊び場になっているようであり、安全上のため、柱にはクッション材のようなものが巻きつけられていた。
少し飛んで、これが同7号柱
これが同9号柱
そして!10号、11号柱で終点となっていた。
引き下げのケーブルヘッドだが、このほうは普通のだった。
年式については、昭和57年(1982年)1月とあるが、以前は木柱だったのかもしれない。