2018年3月17日

1284.やり出し腕金で架空地線を4方向分岐

やり出し(槍出)腕金を使ったもので架空地線を4方向に渡って分岐しているものは、そうない。
それがこれだ!
ここでは長くなった高圧用腕金に合わせて、最上部に張られている架空地線支持の腕金も長くしている。
恐らく雷撃から下を通る配電線を守るために、架空地線支持の腕金も長くし!遮蔽範囲を広げたのであろう。

だがここは、架空地線支持の腕金についてはバランスが悪くなったのか、腕金には傾きが発生していた。
(いや、あえて傾かせたか・・・)

反対側はこんな感じ!

なおここは、高圧の分岐構成自体珍しい。
(現代は上段に離隔腕金を使うことであろう。)
上段は長いサイズの腕金で下段の交差側は普通のサイズでの分岐となっている。
いずれも腕金はやり出しだ。

おまけ


3月も終盤を迎え、桜も既に見ごろを迎えていた。






ほい!


いつもの配電線と桜とのセット写真はこんな感じじゃ!!w

(開閉器装柱には何気に、棒状のものを立てた巣避けもあります。)

1283.見かけぬ構成!&配電線ナイスキャッチ!

本線の高圧配電線にD型腕金を使った場合の高圧配電線の分岐手法については、分岐仕様の角ばったD型腕金を使い、縦型配列のままで分岐するのが大半であるが!



ここには本線にD型腕金を使うもので、分岐についてはいつもの水平腕金を使ったものがいた!


それがこれだ!!
(この時点で既にレア構成である。)

それもここは分岐先に!


腕金を伸ばして、不気味ながいし型変流器付きだ!!w

ナイスキャッチ!!ww

1282.頭上やり出し引き留め



高圧配電線の配置を片側へ寄せたやり出しによる頭上引き留めもそう見かける数はない。



こちらは珍しく



頭上とその下段の引き通し側の両方をやり出しにしたものとなっていた!





なお、鳥居型は分岐側のものにも合わせるかのように、少し形状が変わっていた。
(こちらはどうやら、最近、柱上で更新があって、このような形になった模様)



横はこんな感じ。
(手前のやり出し改造版の鳥居型はアームタイなしです。)







引き留めながらダブトラ乗りっていうのもまた・・・w

にしても、更新後も珍しく架空地線は残したんだ。
しかも架空地線はご丁寧に分岐もしている。
やはり、高圧引き込み線にまで架空地線を張る多摩地域は、これは残す傾向にあるのか



それから、ここは某アニメの聖地でもあるらしいが、手前の配電柱の形が変わっちまったなw







以前はこれよりワンスパン手前まで高圧線が続いていたようですが、今は配電柱ごと撤去されてました。
(先ほどのものはその時に更新され、頭上やり出し引き留めとなったようでした。)

おまけ

この階段からは、そう・・・

元黒部幹線(旧名:日本電力東京送電線)である桜ケ丘線(送電停止中)のグリーン塗装鉄塔もお見え!



黒部幹線時代から続く旧鉄塔での緑塗装とは、ちょいと不思議な感じがします。w



一方、その手前は通常の色合い
I吊にがいしを配置しています。

1281.トンボ腕金不使用で、そのまま引き下げ線を受け取るの巻!ww

下段の丸型変台だが




珍しくトンボ腕金不使用のものとなっていた!



変台から延びている2つのアームは、変台不要の変圧器で活躍しているものですね

1280.「こんなトランスは嫌よ!」的な感じのものw(テイク2)

「こんなトランスは嫌よ!」的な感じのものをもう1本発見!w

こちらは電灯用トランスが1台乗りで、車道とは逆にしてトランスを配置していました。


なお、変圧器への引き下げ線支持の腕金についてもいつもより1本多く余計についています。


トランスは若干古そうでした。




1279.間隔狭し、まるで関西電力管内の配電線のごとく! その2


その1に引き続き、関西電力風な配電線をもう1件発見!


それがこれだ!


高圧配電線のタイプだが、高いビルが接近しているからか、ラインスペーサーを取り付けた関西電力風のつくりになっていた。

ここから


ラインスペーサー付きの極狭配電線に切り替えています。



その一方

向かいは高いビルはないので、通常の水平配列になっています。
(1本だけ錆々の抱腕金があるなどし、未更新状態なものも)



もう一度ラインスペーサー付き配電線の方を!







離隔腕金でラインスペーサーは東電管内限定か