やり出し(槍出)腕金を使ったもので架空地線を4方向に渡って分岐しているものは、そうない。
それがこれだ!
ここでは長くなった高圧用腕金に合わせて、最上部に張られている架空地線支持の腕金も長くしている。
恐らく雷撃から下を通る配電線を守るために、架空地線支持の腕金も長くし!遮蔽範囲を広げたのであろう。
だがここは、架空地線支持の腕金についてはバランスが悪くなったのか、腕金には傾きが発生していた。
(いや、あえて傾かせたか・・・)
反対側はこんな感じ!
なおここは、高圧の分岐構成自体珍しい。
(現代は上段に離隔腕金を使うことであろう。)
上段は長いサイズの腕金で下段の交差側は普通のサイズでの分岐となっている。
いずれも腕金はやり出しだ。
おまけ
3月も終盤を迎え、桜も既に見ごろを迎えていた。
ほい!
いつもの配電線と桜とのセット写真はこんな感じじゃ!!w
(開閉器装柱には何気に、棒状のものを立てた巣避けもあります。)