先ほどの配電柱で、中央のみ引き留めとなっているから、このエリアは単相交流2線式高圧配電線路の区間であることは違いないが!
ここでラインスペーサーを取り付けて、高圧配電線を振り分けたものがあるが・・・
あれ?再び三相3線式の高圧配電線が登場?
ラインスペーサーには2本の電線ではなく3本の電線が支持されている!
(1本はワイヤー、合計としては線は4本)
と、思いきや!
どうやらこれは次の配電柱までのスパンが長いため、バランス維持のために、あえて1本をダミーとして追加したように見られる。
つまり、ラインスペーサーのある方は、3本中1本は、電気の流れていない線となる。
ちなみにだが、スパンがそれほど長くない場合は、普通にラインスペーサーの振り分けでも2本の電線にしたものも見かけている。
過去にはCVTケーブルでも同様のものを見た記憶あり。