2022年4月17日

2863.物凄い錆びをしているパンザーマストで変圧器正面受け

 

2022年4月17日、最後の撮影は、二本木駅からまた電車に乗り継ぎ、再びの妙高高原駅付近となった!


前に徒歩で妙高高原へ行った時に、1本だけ忘れていたものがあったので、その撮影だ。w

正面受けの変圧器については、東北電力管内ではそれほど珍しくはないか
東電管内ならば、珍しいな。


これだ!



ここでは、錆びまくったパンザーマストなる、いかにも古そうなものを発見!

この感じであれば、架空地線ごとの支持ができそうだ。

だが、それは見た感じない模様

また、引き留めの高圧用腕金には避雷器もあって、そこもまた古そう。

東北電力管内でも、避雷器は旧式の分類に入るのか?



錆びの色は、雪の影響もあるか・・・



それにしてもここは、変圧器の固定もまた古そうであった。

何やら針金形状をした番線のようなものを使用して、変圧器を固定していた。

それにしても、東北電力管内では、その番線を結構ブッシングに近い位置で固定するのだな。

これまた東電管内とは、違いが見て取れた。

東電管内では、変圧器の中腹で固定していたような気がする。



発見場所については、配電用変電所っぽい場所での発見となった。

変電所の入り口の左側にあるから、すぐに巡視も気が付くと思うが、長いこと、柱については設備更新はされていないようであった。








最後に




横はこんな感じ!w




上部に空間を空けていたのは、架空地線を張れる他に、支線を固定する理由もありそうだ。




変圧器の固定方法は古いが、高圧がいしや高圧カットアウトなどについては、設備更新されているようだった。

(それにしても、撮影時は全く気が付かなかったが、右下の銀ピカ支持物も気になるところだ。それについては、ケーブルヘッドが配電線用のものが使わているから、それも配電線かと思うが、がいしは何故か長幹がいしっぽいものが見えた。)








最後にプレートを!


2862.Fアームのような形で低圧配電線は別の腕金支持

 




東電管内でも、かつてのFアームはこういったものが普及していたが、その形をしたものでは、低圧配電線も一緒に併架できるものが多かった。





しかし東北電力管内は、違った。



長い別の腕金を用意して、Fアームの下で低圧配電線を支持していた。

いや、実はといえば、東電管内でも偶然残った初代のFアームは、低圧配電線はその手の腕金で支持した例を見かけている。

そうだなぁ。それについてはずっと前に、東池袋の方でみたなぁw


おまけ投稿:雪山背景に!

 









2861.ミニアームを使用した縦型装柱で、1本の高圧だけは逆を向かせたタイプ

 


ここでは何故か!



3本中、1本の高圧配電線はを道路側でない方向へ向けた!!



不思議なタイプを発見!!!




単純にバランス維持か?




でも、その次は通常通り、3本全ての高圧配電線を道路側へ向けていた。


続いて、その次では、少し長めのミニアームを使用したもので両引き留め装柱となっているが






やはり一番下の1箇所は、左側へ向けていた。



でも、その後は、全ての配列を揃えたものを発見!

これは一体w



おまけ



ここでは

三相4線式の変圧器の結線もうかがうことができた。

まぁこの構造は、単純ですな。

左側では単相2線式の200Vを引き出し、右側では、三相3線式の低圧電灯線を引き出して、それを4本しているわけだ。

4本中1本は、変圧器の外箱などと接続されている接地側電線だ。

ここでは黄緑や青色の線がそれかと思われる。


東電管内でも、郊外でこの手の変圧器は確認できるが、大半は建物側を向いているから、容易にうかがい知ることができない。w



高圧配電線の配列だが、以降は水平配列~


2860.東北電力の縦型装柱のあれこれ~

 


ここでは、東北電力管内で見かける縦型装柱の種類のまとめを投稿!


一応このようにDアームを使用する例もあるようだが、雪の多い地域では、そこに積雪してしまうから、なるべくそれは使用しないものが基本のようだ。




続いてこちらは!

Dアームではなく、ミニアーム(ミニサイズの腕金)を上から順に3つ取り付けて、縦型配列の高圧配電線を引き留め。

なお、その背後では何やらアームタイのようなもので、3本を固定しておった。


続いてこちらは!


ミニアームを使用した引き通しバージョンだが、3本の腕金の固定位置が違っており、ここでは高圧配電線のある側にアームタイのようなものを取り付けて、3本のミニアームを固定している。





こちらはジャンパー線の支持を取り付けるにあたってミニアームを取り付けているもので、背後にて、3本のミニアームをアームタイのようなもので固定!

鉄筋コンクリート柱の上部には、パンザーマストも継ぎ足している。



こちらのアームは、少し長め。

Fアームとはまた違う?

縦型配列の高圧を支持しているから、違う感じに見えるのだろうか?

ここでは

ミニアームをさらに短くしたもののようで、鉄筋コンクリート柱に直付けて、ジャンパー線の支持用として使用している。



こちらは

その引き通しバージョン!


ここは縦型配列となった高圧配電線の交差点であるが



アームを使わずに、うまく振り分けていた。


また、開閉器については、雪の多い地域については、積雪を少しでも減らすために縦型に取り付ける場合もあるようで!


ここではDアームを使用せずに、普通に柱に縦付けとなっていた。

(この場合、東電管内では、確実にDアームを使用する。)



しかし

時には同種で、開閉器だけは水平腕金を別付けで用意して、取り付けた例も見つかった。


こちらも同じく。


水平腕金を別付けして、開閉器を取り付けていた。


こうして、雪の多い場所では、大いに縦型配列が目立った。

逆に太平洋側は、水平配列が多い気がする。