ここではFアームを使って、クランプがいしで引き通しながら2回線の高圧配電線を振り分けたものを発見した。
Fアームで引き通しされている方は、単純にこの先で2回線が振り分けられている通り、振り分け用に施設されたものである。
なお、Fアームの右端にて、高圧耐張がいしで2回線の高圧配電線を受け止める直前地点には、クランプがいしや10号中実がいしも取り付けられていたが
強度的には、高圧がいしはクランプがいしの方がやはり上位のようである。
下段の10号中実がいしの方については、腕金ががいしごとやや傾いているのがわかる。
(※クランプがいしで電線を支持する場合は、電線支持点の被覆を剥いで、アルミ線を噛ませてあるので丈夫)