2019年10月26日

臨時投稿:多摩川の河川敷に残っている大正15年建設の相武線の旧鉄塔!!

10月26日、この日は多摩川の河川敷に現存している、歴史的!大正15年建設の相武線の旧鉄塔巡りがメインとなった。

唯、当時、河川敷は台風の増水により、かなりぬかるんでいた。


足元に注意しながら、相武線の旧鉄塔を目指したのだった。w









大正15年12月建設という証拠はここに!
正しくこれは、駒沢線→杉並線→野方線方面へ、当時、各あった154kV送電系統とを接続、連系し合いながら、電力を送っていた66kVの内輪線の建設時期と一致する!
昔は各あった水力を起点とした154kV送電系統の渇水に備えるため、連系していたのであった。

なお、送電線の支持に使われているがいしについては、旧型の外ヒダが一回り突き出たスモッグがいしとなっていた。
これは恐らく、昭和45年前後に取り換えられたものかと思われる。

上部形状は正しく内輪線の形!

ちなみに送電鉄塔については、タワマンが背後にそびえたつ箇所でも、なんら当時から建て替えが行われていないものもあったから驚いた!


足立線や鳩ケ谷線では、もう当時の原型と思わしき送電鉄塔は姿を消しているからだ。

タワマン方面へ向かう当時物の原型の送電鉄塔
上部形状は、大正15年当時の内輪線時代そのもの!
時代の差が激しすぎる。
まぁ、鳩ケ谷線では、2000年代初頭では、まだ当時の原型は残っていたらしいが・・・東京鉄塔の本で見ることができたかな。