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2020年10月31日

1863.分担して開閉器


 高圧用腕金に!

新手の離隔腕金を使ったものとなっているが


ここでは分岐箇所にある区分開閉器の取り付けについては、分岐の水平腕金には直接取り付けず、背後にもう1本腕金を取り付けて、そこに区分開閉器を取り付けていた。



こういった場合ならは、本線の離隔腕金のDアーム部分に開閉器を取り付けてもいいようにも思えるが、それだとジャンパー線をちゃんと固定できなくなってしまうためか、ここでは分担させたようだ。

にしても、あまり見かけぬ構成である!

そういえば架空地線については離隔腕金に更新後も架空地線キャップで支持することにしたようである。

2020年6月20日

1782.Fアームでダブル変圧器を横受け!

ここでは

高圧と低圧の支持を可能としたFアームで

ダブル変圧器を横受けに配置したものを発見!

高圧引き込み線や低圧配電線が配電柱の正面にあるため、ダブル変圧器を正面に配置できなかったのだろう。



おまけ



がいし2連については、一応、山梨にもある模様

なお、こちらは年式的には、比較的新しい感じだ。

1781.振り分け引き留めとがいし2連

 

ここでは2回線の振り分けを行っているらしいが


下段回線については、がいし2連による振り分け引き通しとなっていた。


ちなみに写真右手前方面にある

こちらの鳥居型付きの開閉器装柱の開閉器は、連系用開閉器のようだった。


連系用である証拠はここに


年式は1974年のようだった。

鳥居型といえば、やはりその時代背景のものが多い!

2020年3月15日

1753.架空地線ごと張り出して交差点! その2

架空地線ごと張り出して交差点シリーズ!

今回は!


上部の高圧配電線の引き通しのクランプがいしの配列を2:1に、下段を3:0に配列させた構成での発見となった!

この構成も中々ない!
なお、かんじんな架空地線を張る位置についてだが、ここでは下段の全ての高圧配電線を片側へ寄せたやり出し(クランプがいしが3:0になって配置されている)の方にも合わせているので、架空地線キャップに腕金を取り付けたようだが


その状況下で上部のクランプがいしの配列が2:1となっているからか、珍しい構成に見えたのであった。

それにしても最近はいずれとも引き通しにした配電柱も見なくなった。

架空地線はいずれとも現役
完璧に残っているのも最近はそう見ない。
なお、架空地線キャップに取り付けられている腕金については、溝付きのようで古いようだった。



レア構成なので思わず激写!w

ここから見ると、上部のクランプがいしを2:1に配列させた方とは直角に架空地線キャップに腕金を取り付けているように見えるので、変わったように見える。





さらに反対側!


神奈川や千葉では見かけぬ構成ですわな
ちなみにその地域では、架空地線キャップに腕金を取り付けて架空地線の遮蔽範囲を広げるというよりも、鳥居型などの腕金を使って、片側へ寄せたタイプの発見の方が多い。
埼玉県の草加市と越谷市では、そうするよりも架空地線キャップに腕金を取り付けて対応したように見られる。















さて、年式の確認へ!



年式は、昭和59年(1984年)のようだった。


なお、コン柱の製造年は昭和54年の模様


その1はこちらへ