今回は!
上部の高圧配電線の引き通しのクランプがいしの配列を2:1に、下段を3:0に配列させた構成での発見となった!
この構成も中々ない!
なお、かんじんな架空地線を張る位置についてだが、ここでは下段の全ての高圧配電線を片側へ寄せたやり出し(クランプがいしが3:0になって配置されている)の方にも合わせているので、架空地線キャップに腕金を取り付けたようだが
その状況下で上部のクランプがいしの配列が2:1となっているからか、珍しい構成に見えたのであった。
それにしても最近はいずれとも引き通しにした配電柱も見なくなった。
架空地線はいずれとも現役
完璧に残っているのも最近はそう見ない。
なお、架空地線キャップに取り付けられている腕金については、溝付きのようで古いようだった。
レア構成なので思わず激写!w
ここから見ると、上部のクランプがいしを2:1に配列させた方とは直角に架空地線キャップに腕金を取り付けているように見えるので、変わったように見える。
さらに反対側!
神奈川や千葉では見かけぬ構成ですわな
ちなみにその地域では、架空地線キャップに腕金を取り付けて架空地線の遮蔽範囲を広げるというよりも、鳥居型などの腕金を使って、片側へ寄せたタイプの発見の方が多い。
埼玉県の草加市と越谷市では、そうするよりも架空地線キャップに腕金を取り付けて対応したように見られる。さて、年式の確認へ!
年式は、昭和59年(1984年)のようだった。
なお、コン柱の製造年は昭和54年の模様
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