こちらの撮影は、谷塚駅付近となった。
うーん、これもどちらかといえば、旧式の分類に入るのだが、珍しい点もあるので、ここでも掲載しよう!
というのは!
上の方を通る太い3本の高圧配電線に合わせて、架空地線が張り出しているタイプだ!
埼玉県の草加市や越谷市では、架空地線キャップに腕金を取り付けて、雷からの遮蔽範囲を広げたものが目立つ。(←東京23区では、架空地線キャップに腕金は取り付けない。唯、その手のものは、腕金仕様なら稀にある。墨田区や江戸川区などの一部地域で確認している。)
なお、その手の年式については、やはり昭和55年前後といったところだった。
ちなみに少し前までは、国道4号バイパス沿いでも、東京都から埼玉県内に入った直後から、架空地線キャップに腕金を取り付けた構成が多数確認できたのを覚えているが、同バイパス沿いのものについては、東京側から見ると、独協大学通りまで、しっかりと無電柱化されてしまったので、現状は奥の方まで行かないと確認できなくなっている。(2020年現在)
(※国道4号バイパスが東武スカイツリーラインを超える箇所は除く。あそこは陸橋があって、歩道が狭くなっており、共同溝が掘れないのか、それとも、電柱が倒れても問題がないためか、無電柱化されていないゾーンがある。wちなみにそこでもいくつか、架空地線キャップに腕金を取り付けた同様の構成を確認することができるが、陸橋を超えた途端、東京側も埼玉側も無電柱化ゾーンとなるので、そこは注意願いたい。)
さて、ここは丁度
↑その高圧配電線の交差点となっているので、架空地線の支持の構成については、やたらと変わった感じに見えたのであった。
アップでもう1枚(撮り過ぎw)
交差点でこの手の構成を見るのは少ない。
さて、年式の確認を!
電柱番号札の方には、建柱年の記載がなかったので、鉄筋コンクリート柱の製造年を確認し、年式を確認する。
それは1984年を示していた。
やはり昭和55年前後だな