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2020年11月21日

臨時投稿:レアな遮蔽線

 送電線の下に施設された遮蔽線については、中部電力管内でも古いタイプとなっているようで、ほとんど見かけることがない。

これについてはどちらかといえば古いタイプとなるので(今後ホームページの方で掲載予定でいるので)、臨時投稿として投稿しておこう。


(と思ったが、こちらで公開する方が容量がほぼ無限大なので、ちょっと多めに掲載しちゃおう。w)

ここではこの先の道路沿いにて!


送電線の下を通過する配電線の上部に施設された3条の遮蔽線を発見!

この感じだと、以前はスケルトン仕様の気中開閉器はなかった感じだな
高圧用腕金にはかつてジャンパー線を支持していたであろう
3つの10号中実がいしが残っている。

ちなみにこちらは、東海道新幹線から唯一見える遮蔽線である。

(のぞみだと早すぎて見えないかも・・・確か豊橋に行く途中、ひかりから見たような覚えがある。ほんの一瞬であるが、東京方面からだと右側2列の窓側の座席から見ることができる。w)

さて、中部電力の遮蔽線だが、こちらは東電とは違い、高圧耐張がいしや高圧ピンがいしなどでしっかりと絶縁されているのが確認できた!
(まぁでも稀に東電管内でも耐張がいしなどで絶縁されている遮蔽線は見たことがある。しかし大半はストラップのみの引き留めが多い。)

続いて年式についてだが、それは大分地面に近い位置に書かれているようだった。

電柱番号札は見ても建柱年の記載はないので、やはりこちらの鉄筋コンクリート柱の銘板を確認する。↓

確認してみたところ1970年とあった。(ちょっと隠れ気味だが上端に書かれている。)

昭和45年か、やはり遮蔽線は古いものというわけだな

電柱番号札はこの通り


上を見上げるとこんな感じ!


さて、もう一方についてだが!

こちらは腕金とがいし類は一度更新されているようだ。


なお、ここでは上部通過の送電線もレトロだった。


やはり架空地線支持の三角帽子がない送電塔は古いよな


この送電線路名は、高塚舞阪線というようだ。

年式は昭和40年とあった。

1965年か、遮蔽線より5年古い感じである。




こうして、浜松での撮影はとりあえず今回はこれで終了となった。

まだ繁華街の方で撮影したいものがあるが、今回は諦めよう。

1895.異種のカバー混ざる。

 

こちらは


基本形で交差分岐をしているものとなっているが

注目したのは下段の交差側の耐張がいしのカバーである。



従来の黒色の他にグレーも一部混じりあっていた。

右側は右端に、左側は中央である。

1894.Cアーム軍団

 さて、ここからはJR東海道本線高塚駅から大分歩いた場所での撮影となった。



ここでは題して、Cアーム群団を発見!

5本連続!

ここまでのCアームの並びようは初見だった。

1893.交差点の白い筒 その2


 交差点の白い筒

ここでも発見した。


数はそうない感じだろうか

長野とか信越地方では見た覚えがない。

1892.珍しく縁回し線を下段に配置!


こちらは特に
ねん架をしているというわけではないが


縁回し線を下段へ向けて回していた。




この感じだと、単純にカーブ箇所による強度対策だろうか
なお、本線の耐張がいしの腕金については、カーブを振りやすくするため傾かせているのが見えた。

1891.あまり見かけない鳥避けの棒

 


思い返せば

中部電力管内では、電線に直付けされる鳥避けの棒はあまり見かけない気がする。


種類は東電管内で見かける仕様だった。

1890.逆Uアームで振り分け引き留め

 

逆Uアームというと、引き留めのイメージがあるが

ここでは振り分けたものでの発見となった。

(まぁこちらは、片方については通常の水平腕金となっているが)


しかもこちらは大鳥居付きだった。

横はこんな感じ

さて、ここでは年式が見れそうだったからちょっと見てみる。
とはいえ、番号札にはもちろん書かれていない。


鉄筋コンクリート柱の銘板が見れたから、こっちを見てみる。

銘板には昭和56年とある。

逆Uアームの普及時期については、昭和55年前後とみてよさそうだ。


さらに遠くからはこんな感じで!
このアングルでは、上部の縦型配列に見せかけたものが逆Uアームとなっている。

1889.アーケード上部の鉄骨電柱

こちらは、浜松市のサザングロス商店街にて発見!


アーケード上部に施設された配電線を見つけたんだが


丁度その支持物が、アーケードの支柱と一緒にされているようで

鉄骨電柱が確認できた。
なお、こちらは商店街の入り口のため、柱上にはスケルトン仕様の気中開閉器が確認できた。

続いてこちらがその次となるが、こちらはCアームで変圧器については、架台の上に2台設置しているようだった。

ちなみにアーケード内部はこんな感じ。


続いて反対側

浜松駅側からはこんな感じ!

Cアーム装柱については、合計2本ある感じだった。

ここからは2台の変圧器を設置した架台もうかがうことができた。

なお、その次にある右手前でこの配電線は終端となっていた。

終端については高圧用腕金から2本のワイヤーが下りるのみ


ここでもう一度!
Cアームの方を撮影!


遠くからはこんな感じ。

こちらは入り口から2本目のものか