2021年1月9日

1957.片側水平、もう片方はDアームなしの垂直配列


という構成も中々珍しいのではないだろうか


ちなみにここでは、高圧引き込み線も分岐していた。


1956.Fアームの開閉器装柱で、耐塩ピンがいしと10号中実がいしが2つずつあり

 

6つの10号中実がいし、6つの耐塩ピンがいしに引き続き



今回は、開閉器のリード線支持用として合計4つのがいしを取り付けたものを発見!


ここでは左側2つが耐塩ピンがいしで、右側2つが10号中実がいしとなっている。

やはりこれは風などで揺られて、すり減る懸念があるのだろう。


1955.クランプがいし、不均等で内寄せ

 

移設前の形跡が残っているのだろうか

ここでは大きく、やり出しとなったクランプがいしが

内側へ寄せられ不均等に並んでいた。

1954.大型サイズのDアームを使用したもので、架空地線は架空地線キャップに腕金を取り付けて片寄せ!

 



ここではそんなタイプが並んでいた。

(埼玉県の草加市、越谷市、八潮市では、昭和55年前後、架空地線キャップに腕金を取り付けて、架空地線の遮蔽範囲を広げたものがあった。)





奥のこちらについては


アームタイのずり落ち防止の半円ボルトのない、1世代前の架空地線キャップとなっていた。


おまけ投稿:変圧器の世代の違い

 


前と後ろを含めて、ここでは変圧器の世代の違いがうかがえた。


昔は変圧器の固定は、針金のようなもので縛っていたが(写真手前)、今は薄いアルミのようなもので捕縛(写真奥)されている。

それから昔は、変圧器の設置は、ハンガー装柱も基本であったから、旧型変圧器の前面には、4つのフックもある。

1953.水平腕金からFアームへ振り分け

 



水平の腕金の後にFアームを取り付けて振り分け!というこの構成も中々見かけない。


架空地線も湾曲しながら架空地線キャップへ振り分け


1952.Fアームで4方向の架空地線を振り分ける。

 




近年では、架空地線は廃止傾向にあるから



Fアームで4方向の架空地線を振り分けるという光景も結構珍しいかと思う。

1951.2回線の動力線

 


200Vの三相3線式の動力線については、需要が多い場合、もしくはフリッカ電圧対策だろうか


稀に2回線張られることがある。

なお、接地側電線については、片方は動力線と、もう片方は通常通り、低圧電灯線と共用されるようである。
2回線のうちの下段回線に、接地の意味を施した青色の低圧引き留めがいしが見える。



奥の方はこんな感じ。

ここも2回線

2021年1月4日

1950.FアームなのかDアームなのか、それとも手作り仕様なのか・・・

 


Fアームというのは、初期型に関しては、現場で腕金を組んでFの形にしたものもあったが、今回発見のものはよくわからないものとなっていた。




それがこれだ!

FアームなのかDアームなのか、判別不能のアームである。w


まぁでもFでしょこれはw


反対側はこんな感じで!w






おまけ投稿:たまには構内線も!

久しぶりの構内線!

構内線(構内用配電線路)は、東電の管轄外のため、以前から独特構成なるものが見られることが多かった。
旧式もそれなりに見かける。

今回見つかったのは、高圧ピンがいしを使った旧式だった。

ジャンパー線の支持に高圧ピンがいしを使用したものが見えた。






追加でもう1本!





鳥居型などが立ち並ぶ、この構内線の見所は・・・









やはりトランスの載っている箇所か






終端にももう1本!

最近付近に大型のショッピングモールができたらしく、それで人通りが多く、地上戦(地上での撮影の意)は無理だった。w





では次行ってみよー

1949.万が一の接地

 


ここは最近団地が壊されたようで

それまでそこへ供給していた配電線路は、本線とは繋がっていない状態で残っていたが(つまりその区間は活線ならぬ死線)


一応雷雲発生時に、誘導雷などが発生して危険なためか、3本まとめて接地されているのが見えた。

3本の洗濯ばさみのようなもので、被覆を剥いだところを固定している。

空中分岐を支えているワイヤーも接地されているからなぁ

そこに死線区間の接地線を結んでいるのが見えた。


続いてそのお隣も!



こちらは単相交流2線式バージョンだ。

同じくジャンパー線は取り外されており、今は本線とは接続されていない。