ここでは
中間地点で1回線普通の分岐があるためか、最下段へ向かう引き込み開閉器へのリード線は、家側へ向けて支持されていた。
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ここでは連系線との境目に、常時スイッチの切られた状態の開閉器を施設したものとなっているのだが(いずれかの高圧配電線がなんらかの影響で故障した際は、ここのスイッチを入れて、故障を免れた箇所へ逆送する。)
その形が見慣れぬ形だった。
東電管内では基本的には、開閉器装柱で高圧を分岐させるようなことはない。
離隔腕金を使用したものでは、直接離隔腕金のDアーム部分に開閉器を取り付けるのが主流であるが、まだDアームと水平腕金が合体していなかった、初期型の離隔腕金の場合は、強度に懸念があったのか
(後からDアーム部分をアームタイで補強したようなものも見かけている。)
ここでは腕金を振り分けて、引き込み用の区分開閉器を取り付けいた。
ご覧の通り、崖の上に立っている。w
ここでは、左側に中央高速道路があって、配電線がその高速の下をケーブルで通過しここで高圧を振り分けながら高圧を立ち上げていたのだが、振り分けの腕金は1本多い気がした。
そのため、1本多めに腕金を足したようだ。
そこでは振り分け用のジャンパー線支持の10号中実がいしが1つある。
自動開閉器を取り付けた高圧配電幹線の立ち上がり箇所で、普通に変圧器への高圧引き下げ線を引き下げてしまうと、それを支持するトンボ腕金がケーブルヘッドを取り付けるバンドなど、色々なものが干渉してしまうから(特にこれは高圧が2回線であって、さらに変圧器は2台あって、高圧引き下げ線が合計4本ある場合に適用される。)、その場合は、電柱に沿って、ケーブル仕様となった高圧引き下げ線を引き下げるために、普通の絶縁電線をケーブルに変換する「スリップオンがいし」が使われるが
(その取り付け例もまた、本線の引き通しやジャンパー線を支持する箇所に取り付けるなど、さまざまなものがある。)
配電幹線(高圧)の立ち上がり箇所、もしくは電線路の途中にある自動式開閉器を備え付けた箇所では スリップオンがいしを取り付けるものもそれなりに見かけているが、ここは・・・ |
腕金を建物側へ向けて取り付けているのが見えた。
なおここでは、その4つのスリップオンがいしが、まるで背後に4つ目があるかのように見えたのだった。w
6つ目ならぬ4つ目モンスターである。w
この感じだと、明らか左側に向けて高圧引き込み線を張るような形になるかと思う。
この日の撮影は、猛暑の中、次に撮影したい場所へ行くために、水戸街道なども散策していた。
しかも高圧カットアウトは上段取り付け仕様!