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2012年2月21日

656.工場とそこに立つ電柱が合う感じ

ゲートブリッジを見てきた帰り道、荒川の土手沿いを走っていたら
電力会社の電柱でないもので久しぶりに、何だか変わったタイプの電柱発見!
コン柱を2本使って門型になるような形で腕金が取り付けられています。
又、高圧線を支持しているのは耐塩皿碍子ではなく耐塩ピン碍子でした。
こういう感じの工場だったりすると一緒に耐塩皿碍子が見られそうな感じもしたのですが、ここでは見られませんでした。
隣で高圧線支持の2:1に並んでいる耐塩ピン碍子の配列になりながら、あのケーブル終端接続部の取り付け方が良い感じですね
次の電柱で最後でした。
こちらは耐張碍子の連結部分にはあの何時もの黒のカバーがありますが

高圧線を引き留めている部分にはカバーはなく、古い感じがします。

昔はこういうタイプの電柱も電力会社の電柱で多かったはず

というか現在でもその電柱で実際に1つの耐張碍子にのみにカバーがないタイプの電柱を見たこともあります。

今回発見のタイプも先端のあの長い黒のクランプカバーがないので中身の構造をよく眺めることができました。
方角的には写真左が南で、海がある方向になるので、耐張碍子の溝の部分は海とは反対の方向を向くようにして取り付けられています。
さて、ここで先程の門型電柱のところまでバックして再度眺めてみます。
奥と手前側に立つ電柱はそんなに古そうじゃなかったのと、以前撮ったものと似ているので撮りませんでした。
手前側に立つこれは電力会社の電柱でも見ることができるタイプのものです。
先端の黒のカバーが長いタイプでジャンパー線支持にも中実碍子です。
ですが、こちらの建物に取り付けられている碍子類には興味津々です。w
多分こちらに変電設備があると思われますが
その右側で高圧線を引き込んでいる耐張碍子は黒のカバーありの何時ものタイプですね
でも先程の門型電柱に向かっている左側に取り付けられている耐張碍子はカバーなしの古そうなタイプです。
ですが、同じく連結部分には黒のカバーがありますが
その右下には昔使われていたと思われる昔の赤ラインありの高圧引き留め碍子も残っていました!

2008年8月10日

179.ジャンパー線支持の碍子がピン碍子の電柱(構内線の電柱編)

この電柱のジャンパー線支持の碍子はピン碍子でした。
ピン碍子だとやっぱり少し雰囲気というか何かが違いますねw
<電力会社の電柱ではなく大口需要家の工場内にあった電柱で発見です> 見にくいですが左下の電話線の黒い四角い器具に蜂の巣が付いていました。
142.昔はジャンパー線支持のピン碍子?!その1

178.耐塩ピン碍子による引き通し電柱!!(構内用にて)・高圧ピンがいしの種類の説明付き!

2019年9月8日追記:ネット検索で、「高圧ピン碍子の種類」でこの記事がよくヒットし続けているので、ここでは高圧ピンがいしの種類についてもおまけとして述べよう。
(なお、「高圧がいし」の種類についてまとめたページについては、私が別で管理しているホームページにあり。

高圧ピンがいしの種類については、ざっと振り分けて、普通の内陸で使われるものと塩害地域で使われる耐塩高圧ピンがいし(当サイトでは、耐塩ピンがいしと略称)の2種類がある。


普通の高圧ピンがいしの例
全国津々浦々
耐塩ピンがいしは、充電部と接地部との距離(表面漏れ距離)が長く設計されている。なお、内部は深溝構造

前者の普通の高圧ピンがいしについては、過去には配電電圧3300V用の支持用として、大きな傘つぼみ形状をした高圧1号ピンがいしと、かまぼこのような形状をした高圧2号ピンがいし(これは主に、戦時中に軍用施設で使われていたとの情報があり。その理由は、形状が至って容易なつくりであったため)、そして、現代主流の高圧ピンがいしについても、大、小の2種類があったが、その内の小については、同じく3300V用の支持用として使われていたようである。
今は小のものについては、使われていない。

現代の「高圧ピンがいし 大」

昔使われていた、「高圧ピンがいし 小」のもの
こちらの知名度は極めて少ない。
外で見かけたのもまだ1箇所しかない。

※「高圧ピンがいし 大」と「高圧ピンがいし 小」のものとでは、わずかな差あり。


そして、後者の耐塩ピンがいしについては、細かな形状の種類を述べれば、複数種類があり、地方によって使われている規格や形状もざまざまある。

こちらは主に、東京電力管内で普及している
特にヒダは作らず単純に表面漏れ距離を長くした仕様の耐塩ピンがいし
こちらは主に、北海道電力管内で普及している耐塩ピンがいし
その他諸々
なお、東京電力管内では、昭和35年前後に
千葉だけでの使用を制定していた旧型の耐塩ピンがいしとなっている。
一方こちらは、関西電力仕様の裾広がり仕様の耐塩ピンがいし
裾広がり形状にすることで、やや表面漏れ距離を稼いでいる。
なお関東地方では、京成電鉄で見かけている。

ヒダを2重にし、充電部と接地部の距離(表面漏れ距離)を稼いだ仕様の耐塩ピンがいし


その中で、以下で紹介のものは、主に東京電力管内で使われている耐塩ピンがいしの例となる。
なお、今回は、電力会社が管轄しない構内用配電線での確認となっているので、そこは注意願いたい。↓


以下より2008年執筆
(写真については、最近画像の無断転載が多いので、転載防止として、文字入れバージョンに差し換えさせて頂く。)



工場内を通っている構内用配電設備にて!耐塩ピンがいしによる引き通しの構内用電柱発見!!

東電側の配電線から引き込んだ後に、構内用の高圧線を立ち上げているのかと思いますが、そのケーブルヘッドの取り付け位置は、高圧線にかなり近めです!

それでこちらは、ちょっと電線の本数も多い!


というのは、下段の低圧線の量ですね!
なんと、9本も通っています。
そこにはそれぞれ、低圧電灯線と低圧動力線が合わさって通っているのかと思います。


続いて、こちらは2本目の構内用電柱です。
個人的に、耐塩ピン碍子による引き通し構内用電柱を見たのは、この日が初めてです。

耐塩高圧ピン碍子は綺麗に並んでいますが、下段の低圧ピン碍子は不均等配列となっています。



続いてこちらが3本目の構内用電柱ですが、ここで低圧は建物へ引き込み!



その後は、低圧本線がなくなったのですっきりしています。


そして最後に、ケーブルヘッド付きの構内用引き下げ柱です。
ピン碍子が引き通しの電柱
ピン碍子が引き通しの電柱 2

2008年8月3日

169.ピン碍子が引き通しの電柱 2

工場に立ち並んでいる電柱を見たところこちらの2本の電柱の高圧線はピン碍子で引き通しされています。
変圧器が付いている電柱には避雷器が付いていました。
後ろに立っている電柱の高圧線は中実碍子で引き通しされています。後ろの右の方に建っている電柱は中実碍子が2連続でした。
また、変圧器も角型のタイプでした。 低圧線は6本通っていました。
関西電力の電柱を思い出します。 工場に建っていた高圧線を引き下げている開閉器付きの電柱も普段見ている開閉器付きの電柱とは変わっているような気がします。
ピン碍子が引き通しの電柱・・・
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2008年7月13日

149.黒いクランプカバーがないタイプの耐張碍子付きの電柱

工場に立っている耐張碍子付きの電柱を見たところ黒いクランプカバーがないタイプの耐張碍子付きの電柱でした。また、避雷器も変わったタイプのものが使われていました。
関西電力の電柱の黒いカバーがないタイプの耐張碍子付きの電柱(一番下から2番目の写真です。)

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2007年12月30日

054.ピン碍子で高圧線を支持しているタイプの電柱

工場内を通る構内線の電柱で上を通る3本の高圧線がピン碍子によって支持されている電柱を発見したので撮影しました。 こちらの電柱は方向転換する為に高圧線支持の碍子は耐張碍子です。ジャンパー線支持の碍子には耐塩ピン碍子が使われていますね
続いて低圧線には沢山の腕金が付いていて凄かったです。
方向転換する為にこういう感じの格好になったのかと思います。
支柱も立っていて頑丈そうです。
高圧線はピン碍子で支持されています。
また、こちらの電柱には斜めになるようにして開閉器が取り付けられています。
こちらは開閉器がある為でしょうか、ピン碍子の配列は均等になっていません。w
こちらの電柱も同じくピン碍子で高圧線が支持されています。
低圧線を支持している碍子の中には少し背が高い通信線用のタイプの碍子?も見られます。あの碍子は貴重ですね
電灯は電灯のカバーの部分は撤去されていて使われてはいないようです。
電灯はかなり古いタイプのものだと思われます。
ピン碍子をズームして撮影してみました。
現在見かけるピン碍子とはちょっとだけ構造が少し異なっているような気がします。
高圧線を支持しているピン碍子のボルトはかなり錆びていました。結構古いみたいです。
個人的な予想からすると70年代くらいかな~
またまた、次の電柱もピン碍子で高圧線が引き通しされています。
また、こちらの電柱には6本の低圧線があります・・・
左側に高圧線を立ち上げている電柱です。
ケーブル終端接続部付きの電柱がそれぞれ3つあって面白いです。
右から二本目に立っている電柱のケーブル終端接続部の1つは既に廃止されています。
左側に立つ手前の電柱が先ほどのピン碍子で高圧線が引き通しされている電柱の高圧線を引き留めをしている電柱です。
この電柱の耐張碍子には何時もはあるはずの黒いクランプカバーが取り付けられていませんでした。
古い感じに見えます。