支柱付きで電灯用の単相変圧器を1台装柱している配電柱となるが
これだったらもう、上部のトンボ腕金は直付けした方がいいような気がするが
カーブを振っており、強度的に問題が発生するためか、別付けにしたようだ。
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2019年12月14日
1547.上部回線のみ立ち上げ
前のページに引き続き・・・次の配電柱ではこんなレアもの発見
以前はこうした上部のみ高圧を立ち上げるものは、見かけないような気がしたんだが
最近では稀に、こうした設備がある。
というのは、2回線中上部回線のみを立ち上げる装柱のことである。
以前はこうした上部のみ高圧を立ち上げるものは、見かけないような気がしたんだが
最近では稀に、こうした設備がある。
というのは、2回線中上部回線のみを立ち上げる装柱のことである。
1546.架空地線でなく支線を張るもの
普通、高圧より上部に張るワイヤーといえば、グランドワイヤー(架空地線)が思い当たるが、ここは違った!
支線は奥の架空地線のない箇所から突如として、高圧配電線より上部に張られていた。 なお、ここでは、奥と手前の高圧配電線は別系統のようで、接続されていない。 上部では、支線だけが続いている。 |
ここでは突如として!
広範囲に渡って、ワイヤーの途中に玉がいしを挟み込んだ支線が張られていたのだった!
珍しい!
全体的に眺めてみて、カーブしているので、補強という意味合いだろうか
ここでは高圧用腕金に、初期型の離隔腕金や大型サイズのDアームなどを使ったものが見られるが
高圧配電線の上に張られているのは、全て支線だ。
こちらは
大型サイズのDアームにて!
やはり高圧の上部は支線!
なお、支線の行先については、こちらのようであった。
上部は配電幹線の立ち上がり柱だろうか、それにしては、開閉器は自動化されていない。
となると、さらなる別系統か?
ここで最後に反対側を!
続く支線はこちらの分岐が絡むか?
後ろは私有地のようで、背後に支線を張ったり支柱を取り付けたりできない。
1545.Fアームと離隔腕金
2019年12月14日、この日は小田急多摩線の黒川駅付近での撮影となった。
特にこの日は送電線の撮影もメインとしており、西東京変電所へも散策へ行ったのだった。w
で、黒川駅を降りてすぐのところでは、こんなタイプを発見したのだった。
ここでしか見ることができない激レア構成だ!
旧式のFアームと現在主流の離隔腕金との両方が取り付けられた装柱なんて、珍しい!
ここでは本線に離隔腕金を!
分岐に旧式のFアームを使っていたのだった!
離隔腕金については、分離型の初期型のものを使用しているので、どうやらこれは、離隔腕金が登場した頃に取り付けられた可能性が高い。
Fアームについては、製造中止前の余りものを使用したのだろう。
2019年12月9日
1544.引き留めの抱腕金で直分岐!
ここでは右上に送電線が見える通り、送電線の下を潜るために、一旦、区分開閉器を挟み込みながら高圧配電線を引き下げているわけだが
それと同時に!高圧配電線の引き留めに使われている抱腕金の上部では、特に腕金を伸ばしたりはせず、直接高圧配電線を分岐したものを発見!!
これもまた中々ないレア構成である。
1543.高圧耐張がいし、脱落!?
こちらは、一瞬横目で見たら、んん?と思ってしまった設備である。
家側の高圧耐張がいしだが
なんらかの影響でボルトが抜け落ちてしまったのだろうか!?
高圧耐張がいしがストラップごと外れており、今はかろうじて、ジャンパー線によって落ちないようになっているのが見て取れた。
一時期ジャンパー線支持がいしを省略した設備が登場したが、そうだったとしたら一大事だ。
それにしても、こんな光景は初めて見かけた。
1542.引き下げは大きく大胆に!
設備的には、単相交流2線式の高圧配電線の引き留めとなっているのだが
こちらはなんとも、柱上変圧器への引き下げ方については、大胆である!
大きく腕金を広げながら引き下げていたのであった。
配電柱の位置的にみて、普通に低圧配電線を張るのであれば、後ろにある家屋の上を通過するためになるので、トンボ腕金ごと、ここでは腕金を大きく広げさせたように見られる。
反対側はこんな感じで!
鳥避けの棒もびっしりと立てているのが見える。
1541.鳥居型を使ってねん架
送電線に限らず、配電線でもねん架という設備を見かける。
なお今回は、そうした中で、珍しく鳥居型を使って高圧配電線のねん架をしているものが見つかった。
それがこれだ!
ここでは鳥居型にミニサイズの腕金を取り付けて、高圧配電線のねん架をしているのが確認できた。
なお今回は、そうした中で、珍しく鳥居型を使って高圧配電線のねん架をしているものが見つかった。
それがこれだ!
ここでは鳥居型にミニサイズの腕金を取り付けて、高圧配電線のねん架をしているのが確認できた。
1540.1本腕金で架空地線を分岐!
鳥居型を使わず、1本の腕金で架空地線の分岐を行ってしまう旧式例だが
今回は、高圧に自動開閉器を備え付けたものでの発見となった。
周囲を見回すと、手前と左の奥に、使われていないケーブルヘッドが2箇所に残されていることから、以前はここで一旦高圧を引き下げていたのかと思われる。
上部を見てみると送電線があることから、元はそれを避けるため、一旦地中へ高圧を引き下げていたのかと思われる。
(上部の送電線は恐らく、以前は低かったのかと思われる。)
それが今は変わって、高圧配電線を普通に張るようになったので、1本腕金で架空地線の分岐もするようになったらしい。
反対側はこんな感じだ。
撮影地は山梨県の甲府市内での撮影となったので、架空地線支持の腕金は、長い1800mm仕様での発見となっている。
さらに表面の写真を追加で!
(珍しいとつい、何枚も撮ってしまうこの癖w)
後ろにある送電鉄塔は近代的構成だが、多分あれが以前は相当低かったのだろう。
その送電線の下を通過するために、かつてはここで一旦配電線を引き下げていた!に違いない。
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