2019年12月9日

1540.1本腕金で架空地線を分岐!


鳥居型を使わず、1本の腕金で架空地線の分岐を行ってしまう旧式例だが


今回は、高圧に自動開閉器を備え付けたものでの発見となった。

周囲を見回すと、手前と左の奥に、使われていないケーブルヘッドが2箇所に残されていることから、以前はここで一旦高圧を引き下げていたのかと思われる。
上部を見てみると送電線があることから、元はそれを避けるため、一旦地中へ高圧を引き下げていたのかと思われる。
(上部の送電線は恐らく、以前は低かったのかと思われる。)


それが今は変わって、高圧配電線を普通に張るようになったので、1本腕金で架空地線の分岐もするようになったらしい。

反対側はこんな感じだ。


撮影地は山梨県の甲府市内での撮影となったので、架空地線支持の腕金は、長い1800mm仕様での発見となっている。

さらに表面の写真を追加で!
(珍しいとつい、何枚も撮ってしまうこの癖w)

後ろにある送電鉄塔は近代的構成だが、多分あれが以前は相当低かったのだろう。

その送電線の下を通過するために、かつてはここで一旦配電線を引き下げていた!に違いない。