2020年1月19日

臨時投稿:志茂町線の古い矩形鉄塔

2020年1月19日
さて、この日の撮影だが、志茂町線という送電塔の撮影もメインであった。
荒川を越えようとする環七通りの外回りには!
志茂町線によるゴジラ鉄塔もいる。w←私にはそう見える。w

一部は普通の形をした鉄塔もあるようだが

こちらもやはり、現状は、古びた矩形鉄塔がある感じである。
他で見かけた東京23区内の矩形鉄塔については、同じく、環七通り沿いのものに関しては、杉並線の他、東京都葛飾区を通る環七通り沿いにあった奥戸線の建て替えも記憶に新しい。
志茂町線の矩形鉄塔も奥戸線と同時期に建設されたらしいが、こちらはまだまだ健在である。

というのも、こうして道のど真ん中に建っている箇所もあるから、建て替えできなでいるのかと思われる。
奥戸線の建て替えは、矩形鉄塔の中央に新鉄塔を組み建てていった。
ここもそうすることになると、通行できなくなるわな

こちらの年式は、昭和36年(1961年)9月のようであった。


なお、こちらも普通に送電塔の下に歩道が整備されているので、こうして結界の写真の撮影も可能であった。


1631.腕金間を固定!

さて、足立区の新田地区では、こちらの撮影を!


ここでは斜め外側分岐している高圧用腕金と


本線の方にある共同支線を支持している腕金間が固定されておった。

1630.離隔でがいしの間隔狭し!

さてお次は、東京都北区志茂地区とお隣の足立区の新田地区での撮影だった。



志茂地区では、こちらのレアなタイプを撮影!
どこがレアなのかと言うと!

離隔腕金に取り付けられている高圧耐張がいしの間隔が少し狭いこと!



1629.ミニサイズの抱腕金で離隔腕金を動かぬように補強!

ここでは、初期型の離隔腕金をカーブを振っている箇所で使っており

その腕金が電線の張力で動いてしまわんようにするためか





かつて、高圧用腕金として普及していた、短い1500mmの抱腕金によって固定されておった。

1628.高圧用腕金を片寄せさせた不均等配列による両引き留めで、背後はDアーム!

この日は谷中銀座にも出かけた!

丁度、この階段を左に行ったところに、1箇所レアなタイプがあるのだった。




だがそこは、ちょっと人通りが多そうで、撮影が難しそうだからw


まずは、この階段を右側に行ったところにもある、別のレアなタイプからの撮影と行こうじゃないか

そんな場所にあったのがこれ!

そう、こちらは、高圧需要家向けの区分開閉器を取り付けながら、高圧耐張がいしを使った両引き留め柱となっているのだが


珍しく高圧用腕金を片寄せさせたようで、それに合わせてここでは、高圧耐張がいしも不均等に2:1に並んでいたのだった。
しかもその背後には、小型サイズのDアームもある。

1627.2台乗せられそうな設計だが、実際は1台のみ



この感じだと、柱上トランスへの引き下げ線は3本張れそうで



柱上トランスは2台乗せられそうな感じがあるが



実際にある柱上トランスは1台のみであった。

1626.Dアームで幅を狭めながら振り分け引き留め!


ここではまず、手前側から見て、大型サイズと小型サイズのDアームの両方を取り付けているが


その中で、高圧配電線の幅をかなり狭めながらの振り分け引き留めは初めて見た。

1625.離隔で家の合間を縫うように進行!



ここでは



庭のない近代的な家屋が集中していて、なるべくその家に電線類が降りかからないようにしているためか




離隔腕金に高圧用腕金を継ぎ足して、さらには高圧配電線にはラインスペーサーを取り付けて!



家の合間を縫うように、配電線が続いていた!


離隔腕金に高圧用腕金を継ぎ足すとは!
家屋に近づけさせたくない感がありありだ。
なるべくここでは、道の中央に配電線が来るように設計されている。


おまけ


この日は東尾久線という送電線をちょいと巡るため(この送電線になる前は、鬼怒川線というバンザイ鉄塔があった。)、日暮里・舎人ライナーの舎人公園駅付近での撮影となった。



年式については、昭和43年のようだった。