2014年4月27日

783.ギリギリ収まってる?

 普通の水平配列の高圧線から縦型配列の高圧線に切り替わるところだが、そこで取り付けられている開閉器だ!
目の錯覚だろうか?ギリギリD型腕金に収まっているかのように見えてしまう。

782.仮固定中

架空地線の引き留め役としては、あまりふさわしくない構成となっている。


なぜならば、唯1本の腕金だけで架空地線を引き留めているからだ。


1970年代頃の古いタイプとしては、本来ならば鳥居型によって引き留めるのが当時の基本になると思うが、ここは後から左側の高圧線を更新したのだろうか?その際にかつて、左側にも張られていた架空地線を撤去したようにみられる。
よって、今は右側部分の架空地線が残されたため、仮固定状態になったと言えることだろう。

781.直角型+2本の高圧線でがいし2連!!

千葉県では、1970年代に流行っていたと思われる鳥居型や1本の腕金によって架空地線を支持するタイプがまだ目立つ。

一方でこちらは、高圧配電線が車道側へ突き出ているため、架空地線もそれに合せなくてはならない。そのため、腕金仕様の架空地線支持用の腕金だが、ここでは直角型となっている。(直角型の架空地線支持用の腕金は都内で見かけることはほとんどないが、千葉県などの郊外へ行けば、まだ見かけることがある。)

 これがそれだ!
↓最上部にそれが取り付けられている。↓
 高圧配電線は珍しく、ここでは2本(単相交流2線式)タイプとなっている。
また、それを引き通しているがいしは前記事に掲載しているものと同じく、アークホーン付きクランプがいしとなっている。
また、中腹部にある低圧用腕金も一昔前のものになり、手作りタイプの古いタイプとなっている。
少し進んだところで撮った写真はこちら!

780.曲がる・・・

 千葉県ののどかな地域・・・
 雑木林の横に立つ、アークホーン付きクランプがいし(がいし配列は2:1)でダブルトランス付きの標準タイプだが
最上部に避雷対策として張ってある架空地線だが、ここでは雑木林に押されているためか、それを支持している架空地線支持用の腕金が少し傾いている。

779.構内用廃電設備

新車を買ったので、交通安全祈願として、千葉県成田市にある成田山に行った。
その帰り道、構内用配電柱ならず、構内用廃電設備を発見
 高圧配電線がぶったきられた状態で残っている1本
 よ~く見てみると、中腹部にケーブル端末が確認できる。
よって、現役時は無電柱化された地中配電線からわざわざ構内用に引き上げていたことがわかる。
 全景はこんな感じ。
 中ほどを確認してみると、かつては、2:1になって取り付けられている中実がいしによって構内用の高圧配電線の引き通しが行われていたことがわかります。
まるで、中部電力管内で確認できる標準形のようです。
構内用高圧配電線は途中まで残っているようですが、奥の方では完全になくなっています。