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2023年3月5日

3884.西群馬開閉所東側付近の遮蔽線

まず、このエリアで遮蔽線が張ってあるのは、奥の高圧引き込み線を振り分ける直前のものである。

その高圧引き込み線自体は2系統あるらしく(片側は予備だと思われる)、それぞれ別系統から1回線ずつ取り出しているのが見えた。

なお、このほうの大半は、遮蔽線を張るよりも高圧配電線の張る位置を低くしているのがメインのようだ。




まずはその起点から1本、1本見てみよう。

高圧引き込み線も2系統分あるため、この先でそれを用意している形となっている。



まずは手前に見える1回線だ。





この自動開閉器は連絡用開閉器だから、奥の1回線とは繋がっていない。





1本手前の基本形で、CVTケーブルとなった1回線を取り出して、奥の1回線の下に施設している。





続いて奥の系統は、特に開閉器などはなくそのまま。

右へと通じる。





CVTケーブルとなっている方は、ここで水平配列へ戻って、2回線となり、終端で各1回線ずつを同開閉所へ引き込んでいるみたいだ。














柱の高さはいつもとは変わらんようだが、だいぶ低い位置に2回線分、離隔腕金あるのが見えた。





ここは腕金中央固定で両引き留め。

まだ遮蔽線はなし。














遮蔽線はここ、架空地線キャップを取り付けたところからだ。



そのすぐ下に長い腕金を取り付けて、ワンスパンで遮蔽線があるようだった。




ここは反対側の方が見やすいかもしれない。























3883.西群馬開閉所南側付近の遮蔽線

 

このエリアもまたバリバリ誘導が来るからだろうか、配電線の上部に遮蔽線を張ったものが複数確認できた。



少し新しいからだろうか、遮蔽線に使っている線は架空地線で使っているワイヤーであり、それを引き留めている腕金もまた頑丈そうに抱腕金となっていた。












新しいといっても、1980年代である。

こちらの建柱年は、1982年(昭和57年)と確認できた。

遮蔽線的には、どうも古いイメージの方がある。

横浜市の方では、昭和40年前後の銅線を使った遮蔽線を張ったものが多数見つかっているからだ。

























ここは一度設備を一新したような感じあり。









 






電源側の遮蔽線の起点は、線が波立っていた。














<最後にパノラマ撮影w>