この頭上引き留めの電源側には!
もう1本
鳥居型を付けた振り分け引き留めのジャンパー線支持で、高圧ピンがいしを使用した旧式が確認できた。
建柱年も!交通量の少ないここで、ようやく確認!
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ここは離れた場所で↑
その次に、腕金中央固定による両引きで、続く形で発見!
両引きとしては珍しく、避雷器まで付いていた。
ちなみにこの先にももう1本撮影したいのがあったのだが、さらに路側帯が狭くて、無理そうだったので、断念した。
この先には廃墟となった大垂水茶屋あり。
廃墟ファンの動画で見たが、竹内まりやさんのレコードなどが置いてあるらしい。
正にこちらと同じものだった。
(動画を見た後に、ヤフオクで買ったもの。)
ここでいよいよ大垂水峠へ通じる国道20号沿いで撮影した高圧ピンがいしを見てゆく!
※大垂水峠は、車で行くような場所である。
当サイト作者は、単純に車の運転に自信がないため、いつも駅から歩いて撮影に行っている。
車で行ったとしても、国道で片側1車線の道であるから、カーブが多く、見通しが悪い箇所も多いから、とめられそうな場所もない。
もし私の真似をして歩いて行かれる場合は、自己責任でお願いします。
一応所々で、歩道も整備されているが、ない箇所もある。
さぁここでは!まるで工場の構内線のごとく、ここではジャンパー線の支持に高圧ピンがいしを使った旧式が続いていた。
2024年のストリートビューを見ると、高圧引き込み線は撤去された模様 |
こちらは高圧引き込み線を分岐しながらの振り分け引き留め箇所にて!
しかしこのエリアに残るものは、架空地線の支持はキャップで、どれも平成初期頃っぽいような感じもあった。
単純にここは山の中で、海の塩の影響を受けないから、綺麗な状態で残っているだけか
山の木があって暗がりだが、一応全部撮ることはできた。
実はこれも以前は、上段にある頭上引き留めの方のジャンパー線支持は高圧ピンがいしのようであったから、10年以上前からマークしていたんだが、残念!w
つい最近になってから、がいし交換を行ったようであり、赤帯なしの10号中実がいしとなっていた。
クランプがいしが2連になっていないのは、10号中実がいし時代の名残だろう。
いや?高圧ピンがいしの2連引き通しであったことも考えられるか?
さぁ、この先からはいよいよ、大垂水峠を目指す形で(歩いて行くような場所ではないwもしそこへ徒歩で行かれる場合は、自己責任願います。一応途中にバス停があるようだが、全然便はなし。)、他にもザックザクと見つかった、ジャンパー線支持に高圧ピンがいしを使った旧式を撮影してゆく。
(え?この写真の薄暗さを見ると、もう夕方のようですけど?w)
こうして見ると!なんだか仮引き留めっぽいような感じにも見えるが、以前これは、2回線の高圧配電線が張られていたに違いない。
1回線を途中で撤去したため、鳥居型と高圧配電線の間には少し空間が空いている。
なお、高圧用腕金は抱腕金となっているが、それに対してクランプがいしは片側の腕金にしか付いていない。
これはかつての10号中実がいし2連引き通し時代の名残と思われる。
がいしの強度が強化された近代では、多摩地域以外では2連引き通しにすることはだいぶ減った。
JRの送電塔だが、ここではあきらかに当時物と思わしき形を発見!
同社の送電塔は、今もなお、所々で古い形をした送電塔が結構、数多く残っている。
なお、HPの方では、広範囲をまとめている。
https://soudensennokiroku.web.fc2.com/jr-hachiouji-uenoharakansoudensen-01.html
ジャンパー線支持に高圧ピンがいしを使った旧式については、神奈川県相模原方面でも、今もなお、それなりに目にすることがあるが、ここは中でも近代設備っぽいような形での発見となった。
架空地線キャップを被せたもので、3本のジャンパー線支持に高圧ピンがいしという構成は、それほどは見かけまい。w
架空地線の支持は、鳥居型である例が多そうだ。
実はこれ、以前は高圧ピンがいしだったのである。
まぁ今じゃ、新種や設備更新後の設備(旧式の既設設備に後付け例もあり)では、どこでも限流ホーン付きのクランプがいしを取り付ける傾向にあるから、別に不思議ではないか
ちなみに2010年には、ぼっとん便所の塩ビ管の突き出た長屋まであったらしい。今回撮影のものは、2010年には見つけていたものだった。中々行ける機会がなく、14年越しの撮影となったのだった。w鳥居型と古い長屋の構成がよかったのにな~ |
続いて終端方面の隣接設備の振り分け引き留め柱は、ジャンパー線支持は10号中実がいしである。
こちらも以前は高圧ピンがいしだったらしいが、クランプがいしでなく10号にしたみたいだ。
ちなみにこの配電線の横側には・・・