2020年1月2日

1606.ここでしか見たことがない激レア構成!高圧耐張がいしの配列は2:1だが、頭上に開閉器を取り付け!!


中部電力管内では、高圧耐張がいしを2:1に配置させた開閉器装柱は、普通に見ることができるが、では、その状態で、高圧配電線より上部に開閉器がある光景はどうだろうか?
そう見かけることはないと思う!



これは中部電力管内のみに限った話ではなく、全国的にである。


非常に珍しい!

通常は、あの位置には架空地線が来ると思うが、ここではなんと!
架空地線と一緒に!開閉器が取り付けられていたのであった!

どうやらここでは、そのまま高圧用腕金に開閉器を取り付けるとなると、ハンガー装柱のアームタイと干渉してしまうため、頭上に設置したようである。

それしても、錆を見ると明らかにハンガー装柱の方がずっと昔からあると思うんだが




ここでは途中から開閉器装柱に切り替わったことにより、そうなったとでもいうのだろうか


奥に見られる配電線の交差点に開閉器を取り付けて、上部開閉器交差にするのもいいと思うが、それもまた手間がかかるので、やむを得ず、こちらでは頭上に開閉器を取り付けたように見受けられる。




反対側の拡大写真はこんな感じで!
見慣れぬ光景である。