縦型に高圧配電線を張る場合は、Dアームを使うか、柱に直接がいしを取り付けることがあると思うが、その状況化で、がいしの後ろ側からリード線が出ているスリップオンがいしを取り付けるとなると、柱と干渉してしまう。
そのため、各あるスリップオンがいしを柱から少し引き離した位置に取り付ける金具がある。
ここではその金具を使用したもので、Dアームを使用したもの、あるいは柱に直接その金具を取り付けて縦型配列とした高圧配電線を見てゆく。
ここでは早速!
奥の方で、将来、スリップオンがいしを使用したものとなっても問題ないように、専用の金具を使用して、クランプがいしをそれぞれずらして取り付けたものがあった。
しかしここは、結局、スリップオンがいしは付かなかったようで、そのままだ。
クランプがいしでずれて取り付けとなると、なんだか変な感じに見える。w
続いてこちらは
専用の金具を取り付けて、スリップオンがいしを活用した例。
この場合、低圧配電線は三相4線式になる例も多いが、そこは特に変わりなく通常の配電方式のようだ。
2本連続で発見!
スリップオンがいしを使用したものとなっているが、途中で変圧器を取り換えたようであり?、今は本来の用途としては使っていない。
続いて奥の方では
またもやDアーム不使用バージョンを発見!
スリップオンがいしの取り付けを可能とした金具がついていて、ジャンパー線支持の10号中実がいしは、ずらして取り付けてあるが、ここも結局は本来の用途での使用はなかったみたいだ。
なお、高圧耐張がいしを支持するストラップについては、この場合は直線仕様となるようだ。
小型サイズのDアームを使用したものに関しては!特に専用の金具を使用しなくても、スリップオンがいしの取り付けを可能としたものがあるようだ。