2020年10月18日

1824.変台に腕木を使用

 

これは、今時の設備としては非常に珍しい。

なんとここでは、変台(変圧器の土台)として、腕金ならぬ腕木の使用しているではないか!?(腕木については、他に関西電力管内でも現存しているものがあるらしい。)

配電柱自体に関しては、比較的最近更新されたように見えるが、腕木は引き続き使うことにしたようである。

(山で塩害の影響を受けにくい?)

そういえば過去には、宮城県の栗山市内でも見たことあったっけな・・・


余計なお世話かもしれんが、捕縛バンド(ここではバンドならぬ針金のような旧型の番線を使用)の取り付け位置については、変圧器のブッシングの上部でいいのだろうか?

ちなみにこれはお隣の東京電力管内だと、変圧器の前面にある4つあるフックの中間地点に取り付けているのを見かけている。前面4つのフックは、かつてのハンガー装柱に対応している面影である。