2022年4月3日

2773.東北電力管内に東電の配電線

 


ここは東北電力管内であるが、発電所の電源用として、一部構内線を張っているのだろう。

猪苗代第二発電所付近で、クランプがいしを使用した、東電の配電線が確認できた。




まず見えてきたのが、水管の隣に2本の両引き留め装柱だった。






なお、一部では、東北電力仕様の高圧耐張がいしも?

しかしジャンパー線支持については、中実ピンがいしではなく、10号中実がいしである。


こちらは東北電力管内であるから、それとの見分けを付けるためか、送電線で見られるプレートが固定されていた。




クランプがいしを使用したおなじみの設備は、こちらに!

高圧用腕金は中央固定での引き通しだった。



電線路名は見えないが、4号柱となる模様。





同様構成がもう1本あったが、こちらは高圧用腕金の固定にアームタイレスバンドを使用しているが、アームタイはありで、腕金は少し曲がってしまっているようだ。
クランプがいしも中央寄りは少し傾いている。



なお、この構内線は、そう長くは続かず、すぐ先で引き留めとなっていた。



終端では


ジャンパー線を支持する10号中実がいしと!








変圧器も東電仕様だが、変圧器への高圧引き下げ線支持には、東北電力仕様である中実ピンがいしを使用している。